ちょいとまだ気が早いが、去年からSecondary Schoolの見学を始めている。

理由としては、教育システムが異なるので早め準備をしたいから。

そして、日本と大きく異なるのは【荒れ具合が段違い】だから。

 

それに我が家は信仰がないのでクリスチャンの学校は範疇外。(近年はクリスチャンだけだと生徒が集まらないので募集範囲を広げているが、一部の学校はクリスチャンのみの受入れである)

 

英国の場合、私立は別格である。階級違いが行くところで、家柄・顔つき全てが異なる。入っても苦しいのは目に見えている。

そうなると、日本で言う都立・県立あたりが目標で、英国でいうとGrammar Schoolに近い気がする。

 

先週英国でNo2と言われているGrammar Schoolの見学をしてきた。半分興味本位で半分はフットボールの奨学枠があるからだ。

 

日本のように偏差値というものがないし、どれほどの倍率なのかもデータとして公表されれていない。

 

行ってみて最初に驚いたのは「生徒がほぼ有色人種」ということ。今の小学校の割合と比較にならないほど圧倒的にインド人系が多い。その次は黒人。白人と東アジア人が同じ程度。

 

これには驚く。英国でアジア人と言う時、大抵インド人・パキスタン人を指す。

おかめはその区別つかない(私たち日本人は韓国人・中国人をなんとなく判断できるのと同じように、きっと彼らは区別ができる)が、とにかくやっぱり「難関を勝ち抜くのはこういう子たちなんだ」と大きく納得した。黒人も賢そうな顔つきの子ばかりだ。

 

こちらは、テスト自体の費用はかからないがプロセスが長い。

最初の足切りテスト⇒二次試験(これは近所のGrammar School3校共通)まである。

オシャカの場合、一次をパスできたらスポーツ枠のテストを受け、更に2次も受けなくてはいけない。何が優先かと言えば、スポーツ枠の子はその他の2次枠よりも先に優先的に合格が決められる(だけ)。

 

一次の足切りとスポーツ枠なら、一縷の望みがありそうなものだが、2次も受けなければならないなんて。。。と悲嘆に暮れる。

 

聞けば案内してくれた生徒はヒースロー空港近くから毎日1時間半かけて通学しているという。毎日3時間。それだけの価値があるのか疑問である。

 

校長先生の話も施設も素晴らしく、No2であることは理解できる。

ただ、そこに来ている親御さんを見渡した時、果たして我が家は馴染めるのか、そして、Grammar Schoolは勉強量が半端ないと聞くが、勉強嫌いのオシャカが運よく入れたところで学生生活を満喫できなければ、どんな施設も意味がない。

 

ヒョットコに話をすると「受けない理由はないから受けても良いけど、落ちても落ち込まないことだね」とサラリ。全くその通りである。

 

まだいくつか見学予定だ。オシャカにピッタリくる学校に出会えると良いな~