昨日、怒涛のボロボロ投稿をしたので、今日は一気に爆上がりブログにしたい。おかめの元気の源、何と言っても「海・美味しい食べ物」これに限る。

 

喪服のような黒はロンドンに置き去りにして、黄色や白、ジーンズにジュートのサンダルを詰め込んでイギリス南西沿岸、海から2分のコテージに静養に来ている。昨日のブログで心身共にボロボロの中、旅の準備をしたので過去一忘れ物が多かった。オシャカのスニーカー(本人はサンダル履きだった)、シャンプー、綿棒、いつもだったら絶対基本アイテムなのに全く頭に思いつかず泣く泣く現地調達した。

 

コテージは日本でいう貸別荘のようなもので、全てが揃っているがミニマリストの生活。物で溢れた生活からも離れることが出来る。オーナーさんが用意してくれた生花も素敵だし、「Have a great stay」のカード、クッキーやケーキ、最低限のミルクといった『おもてなし』も温かい。

 

海に来るとすべてがシンプルになる。メイクも服も。そしてこの土曜は最高のお天気で(21°くらい)結構な人が海に入っていた。こういう生活を見ると「これぞQuality of Lifeだな」と感じ、いずれは海沿いで過ごしたいと思いを巡らせていた。

 

いつもヒョットコに「海に近いところに引越したい」と訴えているし、未来日記にも書いたのでいずれは叶うとは思うが、一つ気がかりなのは英国のカントリーサイドというのは完全な白人社会なのである。このバランスが難しく、日本人ばかりのコミュニティでは気疲れしてしまうし、かと言って白人社会だとオシャカの学校生活が心配になる。今の様な多文化の心地良さはロンドンならではだ。

 

因みに、Dorsetに来るのは2回目。ここの素晴らしいところはsurf and turf、つまり海と山の幸、どちらのクオリティも高い。本日はヒョットコがリサーチしておいてくれたコテージ近くのカジュアルダイニングで生ガキやカニのタコスをゆっくり楽しみながら、「宇宙の采配」について考えていた。

 

海の潮風にあたりながら「大丈夫、あなたは十分頑張っているよ」と言ってもらえた気がしてまた涙が出そうになる。ロンドンにいてあのままベッドに塞ぎ込んでいたら、家族に向き合えなかった。でも、こうして環境を変え、家族に向き合う時間はおかめにとっての一番のエネルギーチャージとなる。

 

昨日の自分と今日の自分。こんなにも振り子が極端に動くことは珍しい。でも、だからこそ人生は美しい。