繰り返し言うがおかめはファッションが大好きである。

Yahooはもう欧州からはアクセスできないが、日本は「おススメの春コーデ」とか「アラフィフでもオバ見えしないコーデ」とか「ユニクロ一択コーデ」「プチプラコーデ」など、多くのオシャレインフルエンサーがコーディネートのアドバイスをくれる。

 

海外にいるとその文化を客観的に見てしまう。「本当にオシャレな人は別に人のアドバイスを必要としないだろうし、オシャレになりたい人はきっとこんなに情報に溢れていたらやっぱり自分のスタイルをもつのは難しいだろうな。」と個人的に思っている。

 

ロンドンはそういう意味では何のプレッシャーもない。オシャレな人はどこまでも追求できる。エレガントな方向でも、ヴィヴィアンウエストウッド的なアートなファッションも、スポーティ、カジュアル、「This is me」でさえあればいい。

全く服なんぞにはお金をかけない人も当然多い。

ぶっちゃけ、英国の金持ちはファッションよりも「投資」にお金をかけるので、一見金持ちかどうかは見分けがつかない場合もある。金持ちほど身なりは質素である。金持ちは不動産や教育といった将来への投資にお金を使っている。そういう意味ではファッションは「消費」に当たるので金持ちはそこに投資しないのである。ただ金持ちはここぞの時のタキシードやドレスは決めてくる。普段とのギャップが大きい。

 

なのであなたが英国に来る場合、おしゃれはまったく心配する必要がない。

好きな服を好きな時に好きなだけ着れば良いのである。

道が悪いのでハイヒールは殆ど履かなくなるだろう。女子はヒールは室内で履き替えるが街ではローヒール。夏の出勤時はビーサン(笑)

数年前の服でも週4日同じ服でも構わない。夏にシープスキンのブーツを履く人もいるし、ダウンを着ても良い。祖国の気温が違うので体感温度が違うのであろう。ご自由にどうぞ状態なのがロンドン。

 

日本人には肌寒くても20度近くて晴れたらイギリス人はノースリーブに、ショーツ。極端に夏服になるのは面白い。彼らは焼けている肌が健康的と思っているので、日差しが出たら速攻肌を出すのである。夏が短いから「今でしょ」の気持ちも分かるが、毎年フライング気味でオプティミスティックな国民性がおかめは好きである。

 

ブーツとビーサンが同時に現れる都市、ロンドン。

是非その奇妙なミックスカルチャーを見に、遊びに来てください♪