昨日、英国に衝撃が走った。

クリスマス以降公務をお休みされていたキャサリン妃がご自身の病状に関する声明を発表した。ロイヤルファミリーがこのような形で私たちに個人的なメッセージを送ることは極めて異例のことである。

私たちのプリンセスはガンと闘っていた。なんということだろう、、、

 

私はロイヤリストではないが、キャサリン妃は大好きである。

ウィリアムの最大の功績はキャサリンと結婚したことであろう。彼女の美しさ、品、活動、「これぞ英国のプリンセス」の見本のような方である。

 

ただでさえ細い彼女の一層ほっそりとした映像を見ながら思わず泣きそうになる。

どうしてこういう全てを兼ね備えたような人に限って思わぬ病に侵されるのか。

 

最近彼女の撮影した写真は加工されていた(写真は彼女の趣味である)というちょっとしたスキャンダルがあった。

だが、この映像を見て「写真の加工なんてどうでもいい。そっと療養させてあげて。」とくだらない報道に腹立たしささえ感じた。

 

彼女はこれまでの公務において多くの国民を勇気づけ、希望を与えた。

そして声明の中でも「あなたは一人じゃない。信仰と希望を失わないで」と同じように病と闘っている人に向けてメッセージを送っている。

このような時に「信仰」の存在の大きさを感じる。

 

幸い彼女のガンは完治すると言われているが、ガンとの闘いは長い。

今はゆっくりとご家族と共に治療に専念し、いつか再び私たちのプリンセスとして戻ってきて頂きたい。

 

英国民はずっと帰りを待っています。

ちょっと悲しい春の始まり。でも、この日差しが彼女の回復の一助となることを願って止まない。