春分の日、おかめは会社で【インポスター症候群克服】のセッションを受講してきた。とても自分に役に立ったので2回に分けてブログに残したい。

 

※もし言葉になじみがない場合は以下のネットが参考になりそうだ。

インポスター症候群とは?心理や行動の特徴・対処法まとめ (recurrent.jp)

 

簡単に言うと、「成功しているはずなのにその事実を受け入れられない心の状態」を言う。特にこれは女性に多いという。

「私なんか」がまず感情的に発生し、褒められたことを喜べなかったり、「まだまだ私は足りない」と感じる人は少なくないのではないか。

特にこの心理的なものは文化や家庭環境に由来するらしい。おかめ自身が「失敗に対する恐怖」がとてもあるのは日本の文化に起因している気がする。おかめのいた頃の日本は人を受験・就職・結婚で成功かそうでないか判断することが当然だった。

仕事が人事というのもある。「完璧で当たり前。人事に間違いはあるはずない」という、成果に対して褒められにくい仕事をしてきた。

 

セッションの中では「どんな時にその感情が湧くか」「最後にそれを感じたのはいつ」「その時誰といたか」といった証拠集め的な質問が続き、「実際、その出来事が起きた時、恐れていたことは起こったか」「体と感情はどう反応したか」と、心理の深層に近づき、そして更に意識を広げる。

「もしこの心理状態にならなかったら違う行動をとっていたか」「その行動をしたのはインポスターの心理状態になったからか」「もしインポスター症候群を克服したら何が起こるか。また、克服しなかったら何が起こるか」

 

こういった心理状態を自覚する場合、知識や学ぶことで恐怖にに蓋をするのではなく、心理の根本にある誤解を解いていく必要があることが分かる。

 

セッショントレーナーによれば、症状が重い人だと、

以上の質問のように自分について話し始めるのに「60~90分」もかかる人もいると言う。分かる気がする。心の声を聴くのは容易なことではない。

 

これを読まれている方、「自分かも」と思われた方はいらっしゃらないだろうか。

多くの女性が恐らく過去に何度か経験があるのではないか。

 

明日は、「インポスター症候群を消し去る方法」を後編としてお送りします。