この二つの単語を無くして英国文化は語れない。

 

『Lovely』は女性が「素敵」といった意味でよく使うのは皆さん大体察しがつくかと思いますが、では『Cheers』これはどんな時に使うでしょう。

 

これは、もちろん「乾杯」という意味で飲むときに使うのも一般的だが、「ありがとう、じゃぁね」という用法で使われるのが英国っぽい。

特に男同士カジュアルに使うことが多い。別れ際や電話を切るときによく耳にする。

 

では女性が「Cheers」を使わないか、というとそういうわけでもなく、友達同士の別れ際なんかによく聞く。

 

男性が「Lovely」を使わないかというとまぁまぁ使う。例えば美味しいものを食べた時。もちろん一般的な「Delicious」も言うけれど、「Mmmm, it's lovely」みたいな使い方をする。

 

おかめの会社でも挨拶として「Hi Lovely!」と言われることも多い(女性に対しての挨拶)が、日系企業では皆無だった。これは実は名前を覚えられない時に大変便利な挨拶である。

 

なんとなく私が日常見ている感覚として、男同士でもあまり上司に対して使う光景はみない。友達同士で「Cheers, mate!」「Cheers, bye!」という感じ。

 

始め、ヒョットコが友達同士で会話している時の英語が全く分からなかった。その時に「あー、この人は私に話すときは小学生に話す感覚で話しているんだな~」と、その優しさに感心した。今はチューンを合わせれば聞き取れる。ただ、仕事で耳から英語が噴き出るくらい疲れるので、ヒョットコと友達の会話は単なる「音」として認識するようにしている。

 

私は帰国子女ではないので完璧に英語は使いこなせない。ただ、生活が長くなってくるとチューンの合わせ方が上手くなる。

 

英国に来たら是非使ってみて欲しい。

「Cheers」と「Lovely」- とても便利で、とてもブリティッシュな二言のご紹介でした。

 

Cheers, bye!