おかめが日常どんな風にロンドンライフをサバイブしているかも伝えたいけれど、まずはロンドンに来る日本人が無駄に戸惑わない程度の情報をお伝えしたいのがこのブログ。
(英語に関する発音とかイギリス英語・アメリカ英語の違いといった話は埋もれるほどYoutubeでも学べるのでスルー)
私のブログをさっと読んでおけば、ロンドンに来て「コレ、どゆこと?」とならないようにロンドンに来たら絶対経験することを先ずはご紹介。
イギリスと言えば、パブ!お酒を飲まないあなたでも絶対行くべし。パブの名前はとてもユニークで歴史がたくさん。コロナで結構クローズしたところもあるけれど、英国カルチャーから消えることはないでしょう。
最近はガストロ・パブなるグルメな方でも楽しめる美味しいお料理をサーブしてくれるところも増えましたが、ここではいわゆる大衆酒場について。
パブはしっぽり飲む場所、というよりソーシャライズ(社交)の場です。
今日は「あるある」がテーマなので二つご紹介しますね。
1.基本立ち飲み
2.支払いが先
3.ラウンドというシステム
(3つでした~)
そう、立ち飲みが基本です。目的がソーシャライズですから、いろんな人と会話するのです。大人数でソファみたいなところで話すこともあるけど、それもトイレに行って帰ったら席がなかった、とか、一緒に話してた人が戻ってこないと思ったら別の人と話してた、とか。「あれ、つまらなかったかな」とかまーったく気にしないでOK。カルチャーです。同じ人とずっと話したいなら別の機会に。
まず、パブに入ったらカウンターで飲み物を買います。テーブルで食事をする以外は先払い。会社の行事やイベントだと支払方法が異なります。
ラウンド(Round)というシステム。
誰かがまず「みんな何飲む?」と全員分の飲み物を買って、次は別の人がまた全員分を買う、というようにグルグルと飲み物を買う人が回っていくシステム。
イギリスでビールを頼むときは大抵「パイント(Pint)」グラスが主流。(結構大きいグラスなのでハーフパイントもあります)パイントで5ポンド~7ポンドくらい。
本日のご提案。
パブに行ったらあなたからラウンドを始めてみよう。
その理由は、1.寛容に見える。 2.最初にいる人数は少ない。あとから人がどんどん集まってくるので買う分が増える(笑)
いつもいつも誰かに買ってもらう人もいるけれど、結構そういうのってみんな分かってて「あいつはいつもラウンドしない」って気づかれています。それって嫌じゃない?毎回はしなくても、同じ仲間と行くときはたまにはラウンド始めてみて欲しい。
あなたが二人目以降なら全員のグラスが空になる前に次のラウンドを始めます。
みんなでワインやプロセッコをボトルでシェアする時も同じ。ボトルでラウンドします。
他にも、人数が多いときはカウンターバーに買いに行く人に一言「Do you need a hand?」とヘルプをオファーして、買った飲み物を一緒に運ぶといった気遣いは好感度も上がるでしょう。
飲み会のシステムは違っても「また一緒に飲みたいな」と思ったり思われたりする感覚は英国も日本も同じ。好かれたら違う飲み会にも誘われる。そうしてまた違う人と出会う。Youtubeで英語を勉強したらパブに行って人と話そう。勇気を出してラウンドを始めた自分、立ちながら数人と違う会話ができた自分、絶対自信につながるから。(※日本人だけで行った場合はそうはならないけどね)
でも忘れないで。飲みすぎはNG。みんな楽しくリラックスしながら会話するのが目的なので、ほろ酔いは良くても、泥酔は禁物。お説教したり、一人舞台を続けたり、酔って寝そべったりするのはマナー違反。それにいろんな意味で危ない!ケガしたり、ケンカに巻き込まれたり、スリにあったりしてロンドンで嫌な思い出ならないように、大人としてソーシャルライフ楽しんでくださいね♪
Have a lovely weekend!