新型コロナウイルスによるロックダウン開始から一カ月経ちました
志村けんさんと岡江久美子さんの訃報はショックが大きく、コロナウイルスが憎くてなりません
新型コロナウイルスの犠牲となられた方々のご冥福をお祈り申し上げます
イギリスは他のヨーロッパ諸国よりも少し遅くロックダウンが始まりました
最初は死亡者数が他国より少ないためロックダウンは免れるかと楽観的に思っていたのですが、イギリスも結局はロックダウンに突入しました
とは言え、最低限の買い物と一日一回散歩のための外出は認められているため、意外とストレスの少ない生活を送れています
スーパーは入店者数が制限されているため入店待ちの列はありますが、品薄状況も随分緩和され、買い物に大きく困ることは今のところありません
また入店待ちの列も意外と(失礼)大きな混乱はなく、みんなきちんと並んでいます
案外品薄が解消されないのが卵!イギリス人は卵が大好きなのでしょうか?私には、「ロックダウンに突入したからこれまで以上にたくさん卵を食べる」という状況が描けないのですが、イギリス人の知らない一面を見た気がします
イギリスでは一般人のマスク着用は現時点では政府から推進されていませんが、人種問わずマスクを着用する方が増えています。これは意外でした
また感染予防としてはsocial distance(2m)の保持と20秒の手洗いが盛んに言われていますが、うがいの推進は全くありません。帰宅後のうがいは日本独自の文化なのでしょうか
BBCのニュース番組でアジア諸国との死亡率の差の要因に言及している時間は短く、自宅で土足で過ごすかどうかや挨拶の方法、BCG予防接種の差異については触れられていません
ロックダウン下での楽しみはお庭でのBBQです!
イギリスは随分日が長くなってきて、今は20時でもまだ明るいくらいです
天気が良い日も多く、本当にBBQ日和です。いや本当は行楽日和なのですが・・・
20時と言えば、今イギリスではNHSの医療従事者への感謝の意を表すため、毎週木曜日の20時から拍手をする、というmovementがあります。Crap for carersと言います
私が住んでいる地域では、初回はほとんど拍手が聞こえてこなかったのですが、2回目からは窓を開けて拍手をする方が増えてきて、今では花火を打ち上げたりフライパンを叩いたりと、随分盛り上がってきました
こういうmovementが生まれ、きちんと地域に根付く、というのはやはりこちらの文化なのかな、と思います。個人的にはとても感動する光景です
そしてご近所の方の無事を確認できる機会でもあります
日本も緊急事態宣言が出され、いつまで制限のある生活が続くのか見通せないと思いますが、頑張りましょう
STAY SAFE!!