【移住生活242】娘がマレーシアで緊急手術&入院…ついに経験してしまいました。 | 家族でマレーシア移住中ブログ✈

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娘には世界を舞台に強く幸せに生きてほしい。
そして私も自分の人生を楽しみたい!
行きついたのが海外移住、しかもマレーシアへという結論。
2023年夏に、家族でクアラルンプールに来ました。

思うところあって、娘は日本でもインターナショナルスクール育ちです。

こんにちは。


(この話は、一時帰国前に起きた話です↓)


マレーシアに来て、1年強。


幸いなことに、大きな病気や怪我からはずっと無縁な生活を送れていました。


頭の片隅にはあった、こちらの病院に救急でかかるという状況。

一応、日本語の通じる大病院リスト、なんかもメモしておいてはいましたが。


本当にお世話になる時が来るとは…



日曜日の夕方。

公園で遊んでいた娘。


こちらでいうモンキーバー (=うんてい)から、手が滑って、落下。

右腕を思いっきり、おかしな向きでついてしまったようで。


最初は、これくらいのことは子どもにはよくあること、くらいに思っていたのですが、予想以上に娘が異常に痛がり、全く腕を動かせない状況。

歩くのも無理。


骨折したか?

でもこの状況って…

結構まずい状況かもしれない…


まずは、モントキアラにある某日本人向けクリニックが、日曜日もあいていたので、電話してみました。


日曜夕刻にも関わらず、すぐ電話が繋がり。

昂る精神状態の中で、まずは日本語で話せたのは、ありがたかったです。


ただ、

『骨折の可能性となると、当クリニックでは診れないので、結局大きな病院を紹介することになりますので、来てもらっても無駄かもしれません』とのこと。

たしかにここは、内科が専門だったような。


結局、このクリニックとの電話で、日本語が通じる救急があるという病院のうち、我が家から近いところを教えてもらい、そちらの救急に向かったのでした。


時刻は既に17時過ぎ。


向かった先は、Gleneagles Hospital。


グレンイーグルスは、大使館が多くあるAmpangエリアにある大病院です。


日本語が通じる大病院の一つとして、よくクアラルンプール移住情報でも見かけていた、のと。

この病院の前は、何度か車で通ったこともあって、外観の雰囲気を知っていたのと。


何より、私が仲良くしているマレー人ママのお隣さんファミリーのママが、がんにかかってしまい、グレンイーグルスで現在放射線治療中だったのでした。

マレー人ママのところに遊びに行くと、いつも一緒におしゃべりしていたママさんです。


治療の予後も良い、というのも聞いていたので、私の中で、グレンイーグルスへのなじみと信頼は、少しあったのでした。


それでも、私たち自身は一度もかかったことが無い病院…


ほんとにグレンイーグルスにするのか。


それか、もっと西の方にある、日本人がよくお世話になっていそうな病院に行くべきか。


いや、でも娘の状況が相当悪そうなので、あまり遠くには行けないな、と思い直し。


よし、グレンイーグルスを信じて行ってみよう、と。


ちなみに、モントキアラのクリニックが教えてくれた、グレンイーグルスの日本語直通番号というのにかけたのですが、日曜日だったからか、あるいは17時を過ぎていたからか、全く繋がらず。


結局、一般の番号にはすぐ繋がったので、英語で話しました。


「日本語が繋がる電話番号」とか「日本語の通訳さんがいる病院」とかって、よくネットで見かける情報ではありますが。


過去の子育ての経験上、子どもを急遽病院へ連れて行かなきゃとなる時は、たいてい週末やら夜中やら。

時間外のことが、圧倒的に多い気がします。


結局、グレンイーグルスでは、最初の電話から退院まで、日本語通訳さんのお世話になれる機会はなく。


入院で1泊して明けた月曜日に、院内を探せばいらしたのかもしれませんが、その時はすでに手術も終わっていたし、退院して帰るのみだったので、探しませんでした。


※在馬の長いママさんに後で聞いたところ、グレンイーグルス、日本語通訳さんはちゃんといらっしゃるとのこと。ただ、平日の日中しか勤務しておられないようです。



というわけで…


日本語通訳に頼らずとも、病状を説明できる英語力。

お医者さんや看護師さん、薬剤師さん、事務の人、会計の人と自力で意思疎通ができる英語力は必要だと、すごく感じました。


特に、ドクターと話すときは、医療関係の聞き慣れない英単語が出てくるし、薬剤師さんと話すときは、薬関係の単語が出てくる。


娘の体に直接関係する話なので、適当な理解のままで会話を進めるわけにはいきません。。


こちらも必死なので、お医者さんと話す前は、前もって出てきそうな単語をあらかじめ調べてから臨んだり。

(「麻酔」「整形外科」「小児科」「ギプス」etc。ちなみに「骨折」はbreaking bone ではなく、ドクター達はfracture と言ってました。「ヒビ」を含む骨折を意味するらしいということを、調べて初めて知りました。「退院」はdischarge。病院の責任から外れる、というような由来なのか。こちらも私には初耳英単語。日本の英語教育では習わなかったよねえ)


薬剤師さんと話した後は、出された薬の名前を調べて、「ああ、これは日本だとあの薬に当たるんだ」と納得して安心したり。


一つ一つの行為を、ほんとに、サバイバル感満載で乗り越えていった感じでした。



そんなわけで…

話は戻って、

グレンイーグルスの救急に到着。


そこから、初めての経験を、怒涛のように、次から次へと経験したのでした。。。