家族でマレーシア移住中ブログ✈

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娘には世界を舞台に強く幸せに生きてほしい。
そして私も自分の人生を楽しみたい!
行きついたのが海外移住、しかもマレーシアへという結論。
2023年夏に、家族でクアラルンプールに来ました。

思うところあって、娘は日本でもインターナショナルスクール育ちです。

こんにちは。


マレーシアに日々暮らしていて、生活の様々な場面でローカルの人たちと会話をすることがあります。

スーパーや、食事をする場所 etc


そういう時に、私たち一家は、

「Are you Korean?」

と聞かれることが多いです。


この間も、2泊したホテルで、何回も会話を交わしていたスタッフから、

「あなたたちのことずっとKoreanと思っていたわ。日本人なの?今知ったわ、ごめんなさい」

と。チェックアウト直前に言われました。


最初から「Are you Japanese?」

と言われることは、ほぼないです、残念ながら。


想像するに、ローカルの人が、私たち(=東アジア系)を見たときに、まずは中国人か否かを判別。


で、そのあとKorean?

そうでなければJapanese?


っていう順番なのかなあと。


そこで思うのが、昨今の日本人のプレゼンスの低下、です。


だって韓国って、調べたところ、総人口5200万人でした。

それに対して日本、1億2500万人。


韓国の人口って、思っていたより全然少ない!


韓国の2倍以上の人口がいる日本ですが…

直近の日本人のパスポート保有率17%。

人口は多くても、ほとんどの人は国内にとどまっている、ということなのかも。


さらに、最近の韓国を見れば、世界でのその存在感の大きさは、当然と言えば当然です。


韓流アイドルの世界的な流行。

そして、サムスン、LGなどの躍進。


それに対して、日本のイメージって、依然、SONY、パナソニック、TOYOTA、日産。

我らが誇る信頼あるブランド達ではありますが、昭和からほぼ変わってない。。


最近、世界的に元気のある日本企業って、パッとすぐ思いつきませんし。

悲しいかな。


あ、UNIQLOはよく見かけますね、アジア中で。 

でも、それくらいか。


それに対し、の韓国。


韓流アイドルの席巻も、本当にすごくて。


KLにいても、例えば、『KLCC』駅という、東京でいうところの『銀座』のような駅があるのですが。 

駅からSURIA KLCCという巨大モールへ続く駅構内通路には、韓流アイドルグループSEVENTEENによる、OPPO(中国の携帯電話会社)の巨大広告が貼られています。


圧倒されます。

OPPOって何?なんて言ってられません…


あぁ、もう時代は中国と韓国なんだなと、、



KLを歩いていて、

迷いなく「あなた日本人ですか?」とちゃんと聞かれて。


日本の企業、すごいよね、かっこいいよね。


昔は、かっこよかったよね、と過去形ではなくて。


今すごいよね、と。


そう言われる時代は、もうこないのでしょうか。


どうなるんだろうなあ、これからの日本…


そういうことをリアルに感じる、KL生活です。

こんにちは。


マレーシアでインターナショナルスクールに通う娘が、スーツケースで学校に行き出した話を書きました。


それに関連して。


娘のスクールの送迎で、ほかの子たちを見ていて、目が釘付けになってしまったのが、ランドセルで通う子がいるということ…!


(高島屋オンラインより拝借。アニエスベーのランドセル81,400円。OMG💦)


最初に見かけた時、本当に驚きました。


娘のインターの雰囲気(ローカルインター的)と、私が抱くランドセルへのイメージのミスマッチが強烈で。


ちなみに、ランドセル姿の子は、たしか2人ほどいて、1人はおそらく日本の子で、もう1人は東アジア系の子でした。


2人とも、赤ではなくて、ダークカラーのものだったので、一見目立たないのですが、あれは確実にランドセル。


おもしろいですね。

マレーシアのインターにランドセルで通うという発想は、私にはなかったです。


まあ我が家の娘は、日本でもインターだったので、ランドセルとは無縁な生活で、ラン活なんかともご縁がなかった、というのもあります。


でも私自身はがっつり、赤いランドセルで6年間通ったクチ。


あれを背負ってマレーシアのインターに通うかというと、、私は、No、ですが。


日本人じゃない子からしたら、もしかしてアニメか何かで見て、ランドセルに対して良いイメージがあったのかな?


日本の子がマレーシアでもランドセルを使うのは、日本人のアイデンティティ維持のため?

そんな大袈裟な理由じゃないか…

単純に使いやすいから?でしょうか。

何気にランドセルって、牛皮製だったりしますしね。


まあでも、インターって、ランチボックスやら水筒やら、かさのはるものをいろいろ持っていくので、ランドセルは、形状的に持ち物との相性があまりよくない気もします。


なんて。

いやいや。

どんなバッグで学校に行こうが、各自の自由。


ただ、マレーシアのインターとランドセルの組み合わせはとても興味深かった、というお話でした。

こんにちは。


月曜日ですね。

そして、今日は9月の最終日です…!



さて。


マレーシアでインターナショナルスクールに通う9歳の娘。


今までは、日本でLLビーンのリュックを買って、それを持ってきて使っていました。

日本のインターでは、同じものを使っている子も多かったです。


たくさん入るし、軽いし、LLビーン、いいよね、と。

私は、個人的にそう思っていたのですが。


娘曰く、「こういうの使ってる子、他にいないよ。みんな『Smiggle』のだよ」と。


Smiggleって、ご存知ですか?


私、マレーシアに来て初めて知りました。

(Sunway Velocity Mall のWebsiteより)


文房具やら、学校用のリュックやらを、カラフルな色、デザインで販売していて。

本社はオーストラリアらしいのですが、ニュージーランド、シンガポール、マレーシア、UK、UAEなどに広がる、子供達に人気のブランド。


クアラルンプールでは、しょっちゅうモールで見かけます。


女の子に人気、と思いきや、ボーイズたちも意外とここのものを使っているらしい。


ちなみに、私のSmiggleへの印象は、

正直「まあまあかわいいけど、お値段が高い。その割に質はよろしくない…」💦


以前Smiggleで買ったWater bottle は必ず漏れました。。


そんなSmiggleにて。

とうとうこちらを購入。

通学用(とは限りませんが)のスーツケースです。


マレーシアのインターに来て驚いたのが、こういうようなスーツケースに荷物を入れて登校して来る子がまあまあいる、ということ。


初めて見た時は、目が点になりましたが…


でも、理にかなってはいますね。

重い荷物は、背負うより引っ張った方が体への負担も少なくて良いと思います。


とうとうそんなスーツケースを持って、スクールに通い出した娘。


なんだかすごいな、、どんどんこちらのローカルスタイルに馴染んでいくよね。。


ちなみに気になるこのスーツケースのお値段ですが、驚きの349リンギ、約12000円。

高!やっぱりSmiggle、高いなー…

せいぜい8000円くらいかと思いましたが。


でも、値札表見ると、AUSドル、NZドル、シンガポールドルなどなどが併記されていたので、多分リンギだけが高いというわけではなかったと思われます。

ということは、世界の物価的には標準のお値段?


日本では、もっと安くて良いものが買えそうですが。

って。

もうこの考え方、そろそろ捨てた方がいい気がしてきました。

安いのは、日本だけですね、おそらく。。


そんなわけで。


良い1週間になりますように…!

こんにちは。


我が家の娘は、マレーシアにて、IBカリキュラムのインターナショナルスクールに通っています。


今度スクールで、スポーツイベントがあるらしく。

日本でいうところの運動会のような、全校的なけっこう大きなイベントです。


それに向けて、全校生徒が4つのチームにわけられ。

先日、チーム毎に集まり、キャプテンを決めたらしいのですが。


そのキャプテンの決め方を娘から聞いて、私、ちょっと感動してしまいました。


なぜなら、

チームごとのキャプテン決めミーティングで、


先生:「自分のことを、足速いと思う人〜!」

生徒: 🙋(挙手)

先生:「じゃあ、自分を球技が得意だと思う人〜!」

生徒: 🙋‍♀️(挙手)


で、この両方に手を挙げた子が、最終的にキャプテンとしてアサインされたらしい。

(娘の説明から、そう理解しました)


そんな決め方するんだ…!


娘は、

「私は、足速い人、には手を挙げたけど、ボールは得意じゃないからそっちには手を挙げなかったから、キャプテンにはならなかった」

と。


へー!そうなんだ!


細かいですが、彼女が、「なれなかった(=選ばれなかった)」ではなく「ならなかった」って言ったのも、良いなと感じました。

彼女の主体的な姿勢を、そこに感じたからです。


そして、あぁそのキャプテンの決め方良いな、と思いました。


なぜって、運動会のキャプテン決めなんて、クラスメイトからの推薦か、あるいは体育の得意な子が自動的に選ばれるか、だと思っていたから。

私が受けてきた昭和の教育からするとね。

本人の意思なんてものは、正直、優先順位の最後。


先日、娘を通して見るIB教育の成果として、

「人と比較して、自分はより優れている」という発想に、子どもたちがなっていない。

だから、助け合うのもチームワークも得意に見える、と書きました。


似たようなことを、このキャプテン決めからも感じました。


「みんなよりスポーツができるから、キャプテンに適している」という、人との比較ではなくて、

「自分がスポーツが得意だから、キャプテンに適していると思う」という、自分の意思が真ん中にあるだけ。


で、こういう環境に小さい頃から置かれていると、大人になった時に大きな違いをうむのではないかなと感じます。


なぜなら、

「自分が向上するために努力する」ということと、「人(クラスメイト、同僚など)を助ける、あるいは人と共に向上する」ということを両立できるからです。

「人を蹴落とし、人と比べて人よりも秀でて、自分が1番になろう」という発想にいかない。


私は、今までの人生を振り返り、学生時代全般、中学受験、大学受験、就活。

常に人との比較の中で、人より秀でることを無意識のうちに叩き込まれて生きてきたと思います。

そういう環境でした、というか。


その結果、

成績などがそれなりに良かったとしても、なんだか常に自分に自信がなく。

自己肯定感も低め。

でも、心の中では、人より頑張ったんだぞ、という自分の努力を認めてほしい。

のに認めてもらえないことによる、不満。満たされない気持ち。


このスタンスは今も私の中から消えないですが、これ教育環境のせいじゃないかなと。

ちょっと疑ってます。


これからの世界を生きる子どもたちには、人との比較はもういいので(意味ないから)、自分の意思を中心に置いて、自分を大切にして。

幸せに暮らしてほしいなと思います。

Coffee Bean Tea Leafにて一息。

アイスオーツミルクラテ、17.6リンギ=616円

こんにちは。


金曜日です🙌


さて。

今日は、マレーシアでの「食」について書いてみたいと思います。



よく、マレーシアは「食が日本人に合う」から移住しやすい、と言われます。


が。

私が1年住んで思うのは、これ完全に、

①マレーシア内での住むエリアと、

②その人の食の好み

によってかわってくる、と思うのです。


日本人がマレーシアのどこかに移住するとして、食についての心配はどなたも全然ありませんよ〜ということではない、と思います。


まず①のマレーシア内で住むエリア、です。


我が家は、マレー人の多いエリアに住んでいます。

マレー人とは、マレーシアで7割を占める人たち。

みなさんイスラム教徒で、豚肉を食べない。

そして、基本、辛くて甘い料理を好みます。


私たちのコンドミニアム周辺で見かけるお店も、甘くて辛い料理が多いです。

リアルに、ナシレマ、ロティチャナイ的なものを多く見かけます。


ナシレマ↓

(大阪ガスのHPより拝借)


ロティチャナイ↓

(ウィキペディアより拝借)


ナシレマの赤いソースも、ロティチャナイについてきているカレーも、けっこう辛い。

そして、一緒に頼むアイスコピ(アイスコーヒー)とかテタレ(紅茶)は、甘い。

もちろん甘さの調節はできるのですが。

たぶんちゃんと甘くするのが、この飲み物の一番おいしい、現地的な飲み方だと思うので、必然的に甘味のあるコーヒー/紅茶を頼むことになります。(私は)

ロティチャナイは、美味しいですが、意外と胃にきます。マーガリンを使ってたりするからかも。

ナシレマについてくる、揚げたチキンも、美味しいですが、これもたまに食べるからおいしい😅


なので、こういう料理は、1ヶ月に一度くらい食べるには、旅行気分っぽくて楽しいのですが。

決して、毎日は食べられないのです。

もう遺伝子的に、こういうものを食べて育ってきていないので、無理。

ということが、1年住んでみてよく分かりました。

(個人差はあると思います)


で、エリアの話です。

私たちは、冒頭に書いたように、マレー人エリアに住んでいます。


これを、例えばKLでいうとモントキアラのような外国人居住エリアだったり、中華系マレーシア人の多い、KLCCより西の方のエリアに住むと、かわってくるとは思います。

が、想像するに、中華系の人の多いエリアは、すなわち、中華的な料理なわけで。

それも私たちは、おそらく毎日は食べられないと思う。

マレー料理よりは、高頻度にて受け入れられるとは思いますが。


モントキアラだったら、「食」的にはいいのかもです。

モントキアラのスーパーには日本食材がたくさん売っているので。

ただ、だからといって日本にいるのとイコールにはならない、ということに注意。

売っている日本食材の、クオリティと値段が合ってないです。←これはモントキアラに限らずですが

そして、モントキアラは、マレーシアに住んでいる感があまりない、ということも感じます。


というわけで。


日本人としての遺伝子が求めてしまう和食を、自分で料理するか、日本食料理屋に食べにいくか。

これを基本的には日々やっていかないと、暮らしていけない。

ということが、日本をこの年齢=40代で離れてみて、1年マレーシアで過ごして、わかりました。


正直、「マレーシア、食の問題はありません」という表現は嘘だな、と感じています。


私は、大学時代に1年間イギリスで暮らしました。

その1年間、日本食を食べたいと思ったことは1度もなく。


なので、今回のマレーシア移住も、食については、何の問題もないと思っていました。


が、年齢の違いなのか。国の違いなのかは分かりませんが。


今は、和食がないと無理だということが、よく分かりました。


ですので、マレーシア移住を検討している方。

マレーシアでは、食は問題ないよ、という話は、そのままを鵜呑みにしない方がいいと思います。

各人の状況、好みなどでかわってくると思うので。


ちなみに、「じゃあマレー系エリアに住むのやめたら?」と私に対して、思われたかもしれません。

が、これがまた難しいところで。


マレー系エリア。食以外はとても住みやすいのです。

人々がのんびりしていて、独特のおっとりムード。

中華人エリアとはまた違った雰囲気です。

で、このエリアから引っ越そうという気には、全然ならないんです。


というわけで、どのエリアに住むかは、意外と悩ましい問題です。


私の食についての所感をつらつらと書いてしまいましたが、

どなたかのお役に立てば幸いです。


良い週末を!