『基本のプリン』レシピ | 英国菓子・フランス菓子研究家 牟田彩乃 公式ブログ

英国菓子・フランス菓子研究家 牟田彩乃 公式ブログ

メゾン・プリムローズ株式会社 代表取締役。元ANA国際線CA、菓子研究家、旅の専門家。
2021年に3冊目の新刊「英国菓子 知っておきたい100のこと」発売。ANA国際線CAを経てパリ、中東、ロンドンで暮らす。







我が家の今年のクリスマスケーキは、シンプルなプリンのリース風ケーキでした。


今年は11月からバースデーパーティーや忘年会でショートケーキが続いていたので、クリスマスは軽めのケーキにしよう!


ということで、子ども達と一緒にプリン作りをしました。








プリンは、生クリームを加えた濃厚なもの、卵黄を増やしたものなど、いくつかお気に入りのレシピがあるのですが、こちらは私が10年以上作り続けている一番シンプルなレシピです。

全卵で作るので無駄がなく、昔ながらの優しい味で小さなお子様も食べやすく好評です♡






プリンの工程は、牛乳をあたためたり、プリン液を最初にあたためたりと様々ですが、今日は忙しい時にも嬉しい、一番簡単な方法をご紹介しています。




卵と牛乳、砂糖を合わせて、フライパンで蒸して出来上がり!


プリンに必要なのは、しっかりと蒸気で蒸し上げる事なのですが・・・

プリン液が沸騰して100℃を超えると、水蒸気の泡が巣となって食感が悪くなってしまうので、温度をあげすぎない事が大切です。




また、オーブンで蒸し焼きにするのが基本ではありますが、海外のオーブンは蒸気を逃がしてしまう造りだったり、操作が難しく上手く蒸し焼きに出来ないというご相談が多くありますので、フライパンが一番お手軽ではないかと思っています。









プリン(カップ約10個分)

卵(Lサイズ)・・・3個

砂糖・・・100g

牛乳・・・500cc

(固めに仕上げたい場合は牛乳400ccで作ってください)



◆作り方

⑴ボールに卵と砂糖を入れ混ぜ合わせる

⑵牛乳を加え混ぜる

⑶網で漉し、プリンカップ、耐熱皿に入れる(型抜きをする場合は耐熱皿にバターかオイルを塗っておきます)

⑷フライパンでお湯を沸かし、沸騰したら火をとめ、プリンを入れる。

⑸蓋をしたら弱火にして約13分〜15分蒸し焼きにする。

(プリン液の温度や、器の素材、大きさによって蒸し時間が変わります。表面がまだ液状の場合は更に数分間蒸してください。大きな器で作るときは、弱火で40分程度かかります。表面がフルフルになるまで、焦らずじっくり蒸してくださいね。)




※蒸し焼きにするときに、水滴防止の為に、アルミホイルで覆ったり、布巾をかけることもありますが、10分程度ですと水滴もほとんど落ちませんし、私はいつもそのまま蒸し焼きにしています。それでも、十分綺麗に仕上がりますが、気になる方は、器の上をアルミホイルやラップで覆ってくださいね。












我が家の子ども達はカラメルが苦くて苦手なので、メープルシロップをかけて食べていますが、もちろんお好みでカラメルを入れてください。


カラメルを作る場合は・・・

砂糖(70g)+水(大1)を鍋に入れ火にかける。濃いカラメル色になったら火から下ろし、固まるのを防ぐためお湯(大1)を加え、すぐにプリンカップの底に少しずつ注いでおく。完全に固まってから、プリン液を流し込みます。



日本の優しい『プリン』はお子様はもちろん、男性にも好評ですので、パーティーのデザートにもおすすめです❤




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