CA時代の同期から、ロンドンフライトがついた!との連絡があり、先日数年ぶりの再会。ブランチをしました。
雑誌のロンドン特集でも「ロンドンの最高な朝食」とも紹介されてすっかり知名度も上がっているWolseley 。グリーンパークのホテルリッツ前という立地、ゴージャスな内装ながらカジュアルに入る事ができる雰囲気、朝早くからオープン、ということで、一日を通して使え本当に重宝するお店です。(入口付近のカジュアルなカフェ席でしたら回転は速いですが、落ち着いたレストラン席は予約がおススメです)
さて、入社して20年以上経ちますから、今も仕事を続けている同期達は、訓練所の教官を務めていたり、フライトの取りまとめをするデスク等の仕事など責任のある仕事につき、フライト乗務が少ないですので・・・ロンドンではあまり会う事ができないのが残念です。
新人時代に同じグループで、いつも一緒にフライトしていた彼女もすっかりベテランCA。久しぶりに会うと、新人時代の数々の失敗談に花が咲きます。(重たいシルバーポットで熱々のコーヒーをサービスしていたら手がつってしまい、どうしようかと思った・・・とか。笑)
さて、今日は久しぶりにCA受験について。
私自身は、新卒のCA試験では内定をいただけず、エアライン受験スクールへ通ったり、CA受験に向けて様々な準備をして臨みましたが、彼女は、企業研究以外、特別な準備はせず、新卒の就職試験で全ての会社に内定を貰ったという、非常にバランスの良い素敵な女性。
帰国子女で英語は堪能。明るく素直で気持ちの切り替えが早い。芯がありしっかりとした意見を持っているけれど、出過ぎる事もない。抜けている可愛らしさもあり、一緒にいて気持ちよく、新人時代から誰からも可愛がられていた女性です。
あ、そして、とても姿勢がよい!(これも、とても大切です)
航空会社に限らず、どのような会社からも欲しいと思われる人材だというのも納得なのです。
CA受験に際して、特別な準備はしなかったという彼女ですが、礼儀正しさ・周囲への心配り、人の話を聞く姿勢はとても大切にしていたといいます。
チームワークでおこなう仕事ですから協調性がないと思われるのは致命的。
面接会場へ入った時も、面接官の目を見て、心を込めて挨拶をする。他の受験生が話している時も、しっかりと聞くこと、は忘れなかったそうです。
私がCA受験スクールで講師をさせていただいていた時、数え切れない程の面接特訓をさせていただきましたが、自分の番が終わったら安心のあまり完全に放心状態・・・気持ちはとてもわかるのですが・・・「自分がよければそれでいい」という態度は面接官側から見ていても、とても目立ってしまうものです。
人の話しを聞く
最後まで聞く
心で聞く
とても基本的なところですが、聞くスキル人生においても大切な事ですね。
私も家族の話をしっかり聞こう!
久しぶりに、初心に帰らせていただいた同期に感謝です。
英国PRIMROSE
牟田彩乃