先週、友だちの結婚式に行ってきました。

   進行がきっちり決まっていて、照明がまぶしいタイプの結婚式というよりは、
   全体的にふわっとした、やさしい空気の集まりでした飛び出すハート
   会場はそこまで大きくないけれど、細かいところまでちゃんと気が配られていて、
   テーブルには淡い色のお花。どこからか、甘いケーキの香りがしていましたびっくりマーク
 
   式が始まってすぐ、新郎がちょっと素敵なことをしてくれましたチューリップ
   私たち一人ひとりに、インスタントカメラを手渡してくれたんですニコ
   「上手に撮らなくていいので、自分が“いいな”って思った瞬間を、自由に撮ってください。」
   そのときは「いい演出だなあ」と思って、素直に頷いたんですが、
   次の瞬間には、私の意識は完全にテーブルのスイーツへよだれよだれ
   正直、すごく好みの味でしたスター最初は一口だけのつもりが、気づいたら二口、三口……。あとから写真を見返して、思わず笑ってしまいました。何枚かはそれなりに撮れていたけど、あとは構図がちょっとズレていたり、光が合っていなかったり。中には明らかに手ブレしていて、少しぼやけているものも。目の前にあったあの空気感は、写真には全部は残っていなかったみたいです。
 
   家に帰ってから、ふと思い出してVisualGPTを使ってみました。撮った写真の中から数枚を選んで、宮崎駿っぽいタッチのイラスト風に変えてみたんです。軽くAI写真加工をしただけなのに、画面の雰囲気が一気に変わりました。線はやわらかくなって、色もきつくなくて、光がふわっと広がっている感じ。その瞬間、自然とこう思いました。「あ、こっちのほうが、記憶に近いかも。」
   夢みたいで、静かで、やさしい感じスタースター
   写真というより、“思い出の中のワンシーン”に近い気がしました。そもそも、こういう場面って、正確さよりも「感覚」で残したほうがいいのかもしれません。昔は、写真を「何があったか忘れないため」に撮っていた気がします。でも今は、そのとき自分がどんな気持ちでそこに立っていたか、そっちのほうを残したいなと思うようになりました。結婚式でも、記念日でも、自分にとって大切な一日なら、写真を少しだけ“心の中のイメージ”に寄せてみるのも、悪くないと思いますにっこりにっこり
 
   記憶って、もともとくっきりはしていないけど、やわらかく残すことはできる。全部の写真に使う必要はないけれど、大事な瞬間では、確かに、消えかけていた何かをつなぎ留めてくれました。AI写真加工と聞くと、やりすぎとか、不自然って思う人も多いと思いますが、今回は、写真に写らなかった部分をそっと補ってくれた、そんな感覚でしたスター
 
   あの日のケーキみたいに。
   やわらかくて、少し甘くて照れ照れ
   だからこそ、ちゃんと残しておきたいなと思います。