20日(土)より、中学生の書初展が始まりました。
中学生は4名のご参加で2名が代表です。
1年生で素晴らしいです。
代表おめでとうございます。
お二人ともメンタルにおいてものすごくストイックで、
納得がいくまで、悔しい思いをしてもとことん突き詰める女の子たちです。
ですが何事においても、力が入っていると絶対だめなんです。
お習字していて力んでしまうといつもの実力が半減してしまいます。
半紙、破けちゃったりね。
文字もカチコチになっちゃうとかね。
こだわり過ぎないでね、これはとても大切です。
それを忠実に守ってくれた中学生の4名の皆さん。
1年生はおふたりとも金賞で池上会館へ、
2年生はそれぞれ楷書作品銀賞、行書作品銅賞、
今回は4名全員の入賞です。
みなさん、本当によく頑張りました。
入賞おめでとうございます!!
そして、このゆるい感じは、思った以上に良いことだったりします。
この力を抜く感じは、スポーツでも言えることだし、人間関係もそうだったりします。
お習字も持っている力以上に本番で良い作品が書けたりすることもあるんです。
力加減を意識するということは、思い出をひとつずつ大切にするということです。
今回参加してくれた中学生にはこれと同じようなお話をして特訓を行いました。
そして、1年生のおふたりは、26日(金)の大田区立中学校席書会にも選出されました。
この席書会で書くのは大きな半切作品です。
これはもっともっとスケールを大きく、
「愛された記憶、見守られて笑っていた記憶」
を思い出してもらうお習字の特訓にしました。
年明けの特訓は何時間も何時間も楽しくて、時間を忘れて取り組みましたね。
あおちゃん、本番は一枚目でびしっと書けて良かったね。
ぴあのちゃん、最後の最後に出た勢い、最高だったね。
こうして誰彼に限らず彼等は結果を出す事で確実に生活にリターンがある事を知ってるし、
見守っていてくれるご家族がいるからキツくてもがんばれるのだと改めて思いました。
こうして生徒さんが学ぶことは、
わたしがこれからもう一度学習することだろうと、学習し直すことだろうと思います。
そしてその感動を言葉にできた頃、
また新しく何か勉強をしなければならないんだろうと思います。