遠い日の追憶・・異国味の朝粥・・ | のすたる爺の電脳お遊戯。

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北国の港町に生息する莫迦親父な生き物が
日々の手遊びを時に駄文で綴り
また戯れ絵で遊ぶ、泡沫の如き代物。

妙に中華が喰いたくなった・・・

其れも横浜南京町、中華街の安いとこ。

 

 

安記とか言う名前の中華粥食わせる店が好きで

確か内臓も結構色々料理して出す店だった。

レバ皿とか言う名の肝臓の炒め煮に洋辛子添えたのとか

 

でも一番旨いのは中華粥で意外とさらっとしてて・・

其処に油条とか言う揚げパンの長く成ったような奴

ちぎって放り込んで蓮華突っ込んで喰う・・

朝9時ころのあの街は異国と海の匂いがした。

 

 

在る事情で学生の一時期から社会人1年生の頃

そこそこ通ったんだわ・・神奈川の某所・・

 

で、横浜にも何度か夜遅く入り込んで安宿入って。

朝から飯食える中華街の店は往時少なくてねえ。

連れにひとり、背の低い乳の大きい餓鬼むすめ居たような・・

まあ、其れも遠い日の過去だけどねえ。

 

巣鴨の洋食屋と同時にもう一度行きたい店だな。

ああ、今は新潟でも喰えるのかな・・中華粥。

 

ただ、あの想い出の味には敵わぬのだろうが・・

其処にはたぶん殉愛と言う補正調味料が掛かってるから。