あ | 少女-ロリヰタ-23区 ユ≠キオフィシャルブログ Story of lie Powered by Ameba

小さい頃は何にでも興味を示していた

むしろ興味を持ちすぎていたから今では全く無感情な人間になってしまったのかもしれない

大人のする事が正しいと思っていたから今の時代に生まれてたら今以上ろくな人間になれてなかったはず

今は人の道を外れないように悪い事をしたらボーズにするとゆう自分に厳しい罰を与えるルールを作っているから問題はないが
過去にそのルールとは関係なく意図的にボーズにしてしまった事がある

男女問わず大人がよく使うヘアスプレー

小さい頃あれに憧れていた
というか何かのテレビ番組で見たデーモン小暮って名前の悪魔の人が重力を無視した髪型をしていたのを見て最終的にはあんな風にしたいと思っていた

しかし子供だった自分は対象年齢以下だったのか髪が痛むから、それにイタズラに使わないようにという理由から使用を禁止されていた


何でも挑戦したいたちの俺は仕方なくスプレー以外の髪を固められそうなものを日々探してあの髪型を常に目指していた


そんな事を続けていたある日、いつものように髪を固められそうなものを探していると
なんと戸棚の上に探し続けていたヘアスプレー発見

隠し忘れた親をあざ笑い、すぐ洗面所へ忍び込み準備をする


生まれてから最初で最後の緊張の瞬間だった

髪を上げながら容赦なく自分の髪にスプレーを吹き付ける
慣れてないせいか匂いがきつく少し怯んでしまった

しかしかなりの量を吹き付けてるはずなのに何故か髪が固まる様子が一向にない

あの日の自分に問い掛けられるなら教えてやりたい








それは殺虫剤だよ…と





あの頃はまだ漢字が読めずスプレーは髪にするものだと思い込んでしまっていたから何の疑いもなく吹き付けていた


それなのに一向に間違えに気づかない俺

髪の毛は溶けだし手が痛くなっていた頃にはもう遅く
異変に気づく間もなく
気がつくと髪の毛を丸められ病院のベッドに運ばれていた


それ以来ヘアスプレーが苦手でワックスを愛用しています