新年あけましておめでとうございますm(_ _)m
( 喪中の方 → 新年となりましたが、今年もよろしくお願いいたします!! )
昨年末は数カ月ぶりの ”ゲームざんまい” の日々を送っておりました。
MMORPG関連のタイトルはまた数ヶ月単位で時間がとれそうな時期に再開しようかというハナシになっております。
一方で、年末当たり方ちょうどSteamでウィンターセールをやっておりましたので、数本のゲームタイトルをごっそり購入いたしまして…f(^_^;
現在は特に 「Fallout76」 に夢中になっておりますが、PERKカードによるビルド方式はWARFRAMEにも通づるデザインでけっこう好きになりました。
その他、今さら系の有名タイトルを一気に買い込んで味見しまくってます。
※Ark SurvivalEvolve や 7Days to die、GOD EATER 3などもこっそり買いました笑
ウン…サバイバル系多すぎなんですよね…(社長の趣味に巻き込まれました)
ということで、新年の挨拶と昨年末の報告や各ゲー見に関する詳細レビューなどは今後にとっておくといたしまして。
今年一発目のエントリは、またまたガジェネタになります。
ゲーミングマウスのお話です。
長らく愛用してきたG502を卒業してみようかなと、数日間悩みまくった末に購入に踏み切ったのはタイトル通り…「ROG Spatha X」というワイヤレス式のゲーミング・マウスになります↓
G502はもう10年近く愛用し続けてきた相棒だったのですが、MacBookなどもよく使うようになってからはPC周辺デバイスを一斉に 「ワイヤレス化」 しています。
最初はワイヤレス式のG502にそのまま乗り換えしようかと考えていたのですが…
思い切って今まで使ったことがないゲーミングマウスに挑戦してみようと、今までロジ一択だった私も、別メーカー製の高級ゲーミングマウスに手を出してみました。
やはり、お値段けっこうしたのですが、せっかく慣れ親しんだデバイスからの乗り換えということですし、いい意味でも悪い意味でも自身に ”戻れない” プレッシャーになるかと思って導入してみました!!笑
ということで、以下、「ROG Spatha X」 についてレビューしていきたいと思います。
今回私が購入したゲーミングマウスは以前、当ブログでもスポンサード記事を書かせていただいたことがある ASUS さんのゲーミング・ブランド「ROG」から販売されている 「ROG Spatha X」 という製品になります。
LogicoolのG502を愛用されている方はホント世の中にたーーーーっくさんいらっしゃると思うのですが、ホントにこのマウスは持ちやすく、ボタン配置も素晴らしいので、ゲーミングマウスに括らずとも、もはやPCマウスとしても名作中の名作であることには違いないと思います。
この名機である G502 からの乗り換えをした個人的に大きな理由となったポイントは「ホイール」です。
実は、私 「金属アレルギー」 を持っておりまして、長時間金属に肌が直接触れているとヤバいんです。
ご存知、G502ってホイールが金属製なので、ずーーっと使ってると右人差し指がピンポイントで荒れちゃって、最悪の事態に突入すると、ゆび先の皮が剥がれてヒリヒリ…指にばんそうこう…ミタイナ。
こうなるともうゲームどころじゃないし、その他のPC作業どころか、お仕事の楽器演奏とか、カメラの扱いなどなど、生活面にも仕事面にもとんでもない影響が出てきてしまうので、まじで悩みのタネでした。
実はこの何年間の間にもなんどかロジクールさんに要望のメールとかもしてたくらいで笑
金属アレルギーの方は決して少なくないと思いますので、分かる人にはわかるヤツです。
ただし。
ワイヤレスになった新しい G502 では、なんとこの唯一の問題点であったホイールも、ついにラバー加工された部品が採用されているので、G502 のワイヤレスは個人的にもまさに理想系のマウスになったと言えます。
なのになぜか…(;´∀`)
ブロガーなんでね、いいと思ったもの、新しいもの、ケチらずどんどん挑戦していくのです…笑
実際にイイと思ったところがあって購入に踏み切ったので、そのあたりを後述していきますネ。
※最悪のパターン→「G502ワイヤレスを買ってみた」の記事がUPされる可能性も…爆
まず、本製品が届いてすぐに手にとって「驚いたポイント」がありましたので、そこから。
それが。
「重くね!?コレほんとにマウス入ってんの!?」
というズッシリとした感覚。
Amazonの配達員さんからおなじみの梱包用Amazonダンボールを受け取った瞬間に感じたのがコレでした。
確かに、前情報でもG502よりもずいぶんサイズが大きなマウスだってのは解っていましたが、とても重量感があってギョッとしました。
モチロン、その理由も開封してから判明していきます。
※でけえwww
※マニュアルや厚みがあってシッカリとしたROGステッカーも同梱されていました
Amazonダンボールを開けてみると、G502の箱を3個ほど重ねたサイズの箱が出てきたので、そりゃ重いよね…ってなりました。
※すげーかっけえぞ!!
各ボタンの押し心地は、左右クリックと、左クリック横の2つの拡張ボタンがよくある「カチっ」のやつ。←適当なようで一番伝わる笑
要は、G502とほぼ同じようなクリック感です。
G502って基本的にはすべてのボタンがこの感覚だったと思うのですが。
ROG Spatha XのサイドボタンやDPI調節ボタンのソレはちょっと違うスイッチ感です。
コレね、どう表現しようかと思って考えてみたんですけれども、皆さん目の前に今モニターあると思います。
それの下部などについてるボタン押してみてください。
もしくはXBoxコントローラーのLRアナログスティックやLB/RBボタンの押し込み感。
つまるところ、よくある「THEスイッチ」って感じの…押すと「ポコっ」ってなるあの感じです。笑
なので、G502よりも「押す」って感じの押し方をする必要がありますし、逆に言えば不用意に押し込んでしまうような事故もない。
そんな感覚です。
少なくとも、指を置いていても間違って押し込み判定をしてしまうってことは無さそうです。
また、地味にG502ヘビィユーザーほど気になってくるポイントだと思いますが。
ROG Spatha Xってサイドボタンがすべてプラスチッキーになってまして、G502のようにラバー加工されたサイド部分に触れることがほぼないです。
なので、G502使いの方々が長年使うと摩耗して削れまくってしまっていた"あの感じ"は確実に防げそうです。
なので、個人的には長年の使用においても原型を留めてくれそうなところに期待しています。
※情熱が止まらない
※ホイールもラバー加工式
※センサー類と電源&ペアリングスイッチ、スタンドに吸着させるためのマグネットが配置されている
※ただし、ぶっちぎりでデカイぞ笑
手に持った感じだとやはりG502よりも一回り大きいため、左クリックのサイドに設けられている2つの拡張ボタンに指が届くか届かないか、という問題をどう"使い慣れ"で解決するか。
といった印象が拭えませんでした。
また、こちらのマウスはFTPSなどのシューターゲームで主にリロードの割当などで使いやすいホイールを左右に倒すスイッチが搭載されておりません。
コレは個人的にすっっごく悩むポイントではありました。
G502ではけっこう使うことが多いボタンだったので、ASUSさんなぜつけてくれなかったのか…orz
下手したらコレがないだけでこのゲーミングマウスはないな…と除外されてしまい兼ねないくらい重視しているゲーマーも少なくないと思われますのでね…(^_^;
単純にマウスの持ち方スタイルの違いで語られがちですが、そもそもG502に慣れすぎているのが原因で、しばらくは操作しづらい感覚がアリアリです。
コレばかりはホントに仕方がないですね(^_^;
また、ROG Spatha Xは主に「MMORPG」などのプレイを想定したゲーミングマウスなので、FPSなどのクイックな操作が求められるゲームには不向きだと言われているようです。
※個人的にはE-Sportsゲーマーでも何でもないただの一般ゲーマーなので、全然問題なくFPSやTPSシューター系のゲームも快適にプレイできました笑
※試したゲーム→WARFRAME、Destiny2、ARK、GTAV、Fallout76、などなど
※特注専用ポーチも付属しています
※内部はケーブルなども分離して収納できるネット式のポケットもついてました
この付属ポーチもROGのロゴがデザインされていて、素材もふかふかでめっちゃ高級感ありました。
ROGマニアには色々とアイテムがたくさん同梱されているROG Spatha Xって買いかもしれませんね!!
続いて、充電スタンドの方も見ていきます↓
※付属充電スタンドの足が「金属製」だったので、ズッシリとした重みがあったみたいです
主な重量感の犯人は充電スタンドの足が金属製の部品を採用していたからでした。
なお、こちらのワイヤレスマウスの大きなアドバンテージを図っているのがこのマウスを置くだけで充電可能な充電スタンドでして。
なんとこいつ、「ワイヤレスレシーバーの役目」も同時に果たしているんですよ。
考えたよね…コレはマジで頭イイなぁ…って思います。
任天堂のマリオやゼルダの生みの親である宮本さんのアレを思い出しました。
二つの問題を一つの方法で解決するのがアイディアである。
まさにコレだよね、ASUSさんやってくれました。
むしろ、この子の場合、ワイヤレスレシーバーとしての役割を果たし、スタンドとしての役目も果たしつつ、さらには接点充電の機能まで備えていますから、一つで三つの機能を果たしていることになってます。
しかもスタンドの足を別途金属パーツにしてしっかりとデスク上で鎮座してくれるように図られていますから、もう抜かりなしって感じで、高級感も完璧です。
充電のそれぞれの電子接点がそれぞれに備えられているマグネットによって吸着されてピッタシはまるようにデザインされているようです。
とはいえ、取り外しの際にもマグネットの吸着が強すぎてガタっ!となる、ミタイナことも発生しませんのでご安心を。
非常にスムーズに置いたり取り外したりが可能です。
また、充電スタンド下部にもLEDが搭載されており、マウスの充電状況などもLEDカラーから一目で確認することが可能になっております。
Logicoolではマウスの充電をマウスパッドに置いておくだけで無接点充電できちゃうという、さらにハイスペックなテクノロジーでもって実現しているのですが…↓
バカほど高ぇ…(^_^;笑
マウスと合わせて3万円かそれ以上は見ておかないとイカンわけです。
とはいえ、実はこのLogicoolの無接点充電用のマウスパッド用シート(イメージ的にはマウスの下に敷くシートとして仕込むように使います)は、ケーブルが接続されている部分がワイヤレス受光レシーバーになっていますから、そういう意味では、やはりこちらもまた充電、レシーバーのダブル機能を備えた発明品であります。
だが、やはりたけぇ…ていうか、なぜかもうマウスよりもたけぇ…笑
これらの点を踏まえたうえで、ROG Spatha Xならかっこいい専用充電&レシーバー内蔵スタンドにしたことで、充電どうしようかとか、レシーバーとスタンドそれぞれ給電、USBポート消費…みたいなことも避けられる点において、個人的評価としてはASUSさんにポイントを投げたい。
マウス本体もこちらの充電スタンド接続方式は Type-C ポートを備えています。
※時代はType-Cだよね!! ポイント高いです
要するに、昨今のワイヤレスマウスによく見られる"ワイヤード (有線接続方式) "にもしっかり対応しておりますので、そのあたりの使い分けにも対応しております。
こちらの付属のケーブルは2本同梱 されています↓
※Type-C to Type-A のUSBケーブルが2本入ってます
またこちらのケーブル、ものすっっっっっっっごく柔らかくて、手にとった瞬間に「あ、これすげーいいやつだ…笑」ってなりますよ(^_^;)
私がカメラ周辺機材で使用しているどのType-Cケーブルよりもイイやつだと感じました。
そして、お気付きの通り、こちらのケーブルはどうやらROG特注のロゴデザインも施されているというこだわりよう…笑
いやはや、ブランド・製品力が凄いです。
ASUSさんやるなあ…
なお、ケーブルと一緒に同梱されているこちらの謎部品と小さな工具なのですが…
※公式製品ビデオより引用
バラせるようになってるんですよコイツ…(´゚д゚`)
同社、ROG特性の交換用プッシュフィットスイッチソケットが2つ同梱されておりまして、交換も自身でおこなうことが可能なように製造されています。
上図をご覧の通り、マウスホイール部分なんかもむき出しになりますから…
「清掃マニアで大切に使っていきたい方々にもめちゃくちゃ嬉しい仕様」になっております。
個人的にはここは凄くポイント高くて、製品としての寿命や現状維持性能にも凄いポテンシャルを感じています。
※私は毎日マウスを清掃する質です…(^_^;
ちなみに、こちらのマウスともうひとつ迷ったワイヤレス・ゲーミングマウスがありまして。
それがこちらの Corsair のマウス。
こちら、G502とほぼ同様のボタン数と配置をしており、さらにワイヤレス対応。
2.4Ghzの接続に加え、Bluetoothでの接続もいけますから、MacとWinでも接続方式を切り替えてどちらでも使っていける要素を秘めていましたので、機能だけで見て私は最初コチラの購入を考えていました。
が、製品レビューでとっても気になるデメリットポイントがとても多く報告されていたので、ホントに最後まで悩んで除外することになりました。
それが、「マウスホイールの軸が折れた」という報告です。
コレね、私も一度だけ他のマウスで経験したことがありまして。
折れるやつってホントにあっという間に折れてしまうんですよね…。
そういう意味ではG502の剛性はマジで神ってると思います。
ROG Spatha Xにはこのような報告例を見かけなかったのと、本当は Corsair のようにBluetooth接続機構があればMacでも簡単に切り替えて使用できて欲しかった機能なのですが…
よくよく考えてみると、Macってほぼ…「トラックパッドばっかり使いがちだな」という事実に気づきまして、ならば…ということでこちらのROG Spatha Xに着地しました。
※ROG Spatha XはBluetooth接続できませんので、ご注意くださいね
最後に、ゲーミングデバイスといえば…忘れちゃならない管理ソフトについて。
ここもG502と悩むキッカケのひとつではありました。
結局のところ、G13などの他デバイスも使用していると、デバイスのメーカーがそれぞれ違うと、それぞれの管理ソフトで設定しなきゃならないのが若干面倒になりそうでした。
一方で、ワイヤレス式の新しいG502でユーザーにやたらと指摘されているのが…
「G HUB の 不便さ」が気がかりでした。
※ロジクールが刷新したG HUBがとにかくユーザーに不評
もちろん、私もロジユーザーですからコチラのソフトウェアも使うことがありますし、どんな感じかは把握しておりますが、私は従来のロジクールゲーミングソフトウェアの方を使っています。
しかしながら、G502ワイヤレスに関しては、コチラG HUBのみが対応しているそうなので、G HUBに完全乗り換えする必要性がありました。
※ROGの管理ソフトはこんな感じです
Armoury Crateという専用ソフトウェアをインストールして使うことになります。
使用感は…普通にわかりやすくて、ゲーミングデバイス使いの方々ならまず迷うこともなく使える感じだと思いますし、印象はとてもイイです。
また、プロファイルの管理や新規作成もサクサク動いてすごく簡単ですし、マクロを組むことも可能。
※よくある本体の内蔵チップに記憶させる使い方も可能です。(たしか8個までプロファイル記憶可能です)
ROG製品ならこの一つですべて管理できるようになっているようですから、ロジっ子だった方々でもほぼ大差なく使っていくことが可能だと思われます。
※Aura Creatorで自由にLEDライトの発光色やパターンをデザインできます
ASUS製品やPCパーツをお使いの方々ならおなじみの Aura Sync にも完全対応しておりますので、そういった方々にもけっこう人気ありそうです。
Aura Creatorを使えば、ロゴだけを発光させたり、各パーツから流れるように光らせたりなど、ゲーミングデバイスの中ではかなり自由かつ細かい設定が可能なんじゃないかと思われます。
私はクリエイティブの仕事などもPCでやっている手前、あまりデバイスを光らせるピカピカ系のゲーミングPC構成にしてしまうと気が散るのでやっていないのですが、こういうイルミネーションが好きな層にはROG製品で揃えていくっていうのはけっこうアリなんじゃないかなァ?なんて感じるところであります。
※LEDの設定も多岐にわたる
イルミネーションの設定も非常に感覚的で、自分好みの発光パターンを作り出すことが可能です。
私の場合はバッテリー残量をカラーで確認できるよう設定しています。
※このLED設定はスタンドの発光にも対応しますので、いちいちマウスのLEDカラーを見なくても、目の前のスタンドと完全同期されているので、そういった点もテクノロジックでGOODですね!
ちなみに、内蔵の充電式電池、バッテリーに関しても寿命が長く、ゲームやブラウジング、別アプリケーショ作業など、普段通り一日中使い倒していても残量が無くなるなんてことはありません。(普通に80%~90%を保っているような印象)
※タスクバーのショートカットからでも確認できたり、ここからユーティリティソフトを起動させることも可能
それこそ、PCを使い終わったら充電用のクレードルにマウスを置いておくだけで良いので、翌日PCを立ち上げて使用するころにはすでにまた100%充電された状態から使えますから、うーん、コレはホントに画期的ですね!!ASUSさんマジで考えたと思う!!
初めてのROG製品でしたが、個人的にはスッカリ気に入ってしまいましたし、何より高級感がスゴくて満足感をとても得られた気がしています。
今後、左手用のROG製キーボードとかが出たら個人的にはアツいなァなんて思ってます。
現状、ゲームプレイでもクリエイティブでも大活躍してくれてるのは相変わらずG13なので、ここがROG製品で統一できるようになったらマジで最高です。(管理ソフト一本化できるので…笑)
ということで、だいぶ駆け足でレビューしてまいりましたが。
コチラがROG Spatha Xに関するロキブロレビューとなります。
今までロジクールの製品で満足してきましたが、ここまで高級感のあるゲーミングマウスは人生で初めてといった、新鮮な感覚を得られました。
それと同時に、今後もROG製品をチェックしてみたいという気持ちも芽生えました。
それくらい、ROG Spatha Xは魅力的なゲーミングマウスということで、ASUSさんの今後にもまた注目していきたいと思います。
おしまい