【DTM】SONARが名称を変えて再配布開始(当時のPlatinumグレード) | ロキブロ

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BandLab TechnologiesによりSONAR無料配布中(期間アリ)
 
昨年月ころに突然発表されたDAWをソフトSONARの開発中止宣言。
 
これにより、昨年末のセール商戦では各社SONARからの移行セールも同時に開催されていました。
 
SONARの事実上の終了宣言でDTM界隈がそこそこにざわついていたのも記憶に新しいかと(^_^;)
 
そんな中、シンガポールのBandLab Technologiesという企業が元の開発元であるGibsonからCakewalkの知的資産を取得したとのことで、つい先日(4月4日)当時のSONARを「Cakewalk by BandLab」という名前で復活させることを発表したそうです。
 
※注意:すでにSONARユーザーの方はアンインストールなどの必要はありません(完全に別のソフト扱いだそうです)
 
 
なお、この復活でSONARがすべてのBandLabユーザーに無償で提供されるということなので、これからDTMデビューをされる方や、現在お使いのDAWソフトが最上位版ではなく、機能制限のある中で使用しているという方にも本件、かなりお得な内容なのではないか?と判断いたしましたので、情報共有で記事にしております。
 
※SONAR Platinumm(最上位グレード5万前後の製品)の主要機能をすべて備えている(プラグイン類は従来の下位バージョンと同等だそうです)←ココ重要デス

 

音楽的にもまだ初心者で、これから音楽をしたい…的な皆さんにも伝わるような別の例えをさせていただきますと、今回の流れはロキブロ的に…

 

「業界ではそこそこ有名な有料動画編集ソフト(5万円前後のヤツ<例えばAdobe のPremiere的なソフト>)がまさかのサービス終了でユーザー界隈ざわついたが、半年ほどで救世主が現れてなんと全ユーザーに無料配布はじまったぞ!」

 

的なハナシになります。

 

※若干盛ってますが…

 

コレって、すでに愛用の動画編集ソフトをお持ちの方、例えばPowerDirectorやFinalcutProやMovieStudioみたいなソフトを使っていたとしても、Premiereがフリー版などではなく、全機能解除されたグレードが無料配布されたりなんかしたら、価値が解る人ならとりあえずみんなDLしちゃうよね(^_^;)?

 

ってことなんです。

 

 


中身を少しだけご紹介(日本語化も)

 

ロキブロではStudio One3 Professionalをすでに愛用していますが、この機会にBandLabから再配布されているSONARもゲットさせていただきました。

 

同記事にて、今回のBandLab社がどれだけ有用なサービスを展開してくれているのかを確認させていただくためにもDLする必要がありましたが、やっぱりDTMをする人間としてはSONARもホントに有名なDAWソフトでしたので、シンプルに興味津々。

 

触ってみたいってのが一番でした(笑)

 

さて、上述させていただきましたとおり、例えば同じStudio Oneでも、一個下のグレード(Studio One Artist)をお使いの方なんかは、同社(Presonus)からアドオンとして「Studio One Artist VST/AU/Rewire Support」(定価:8700円)か「Studio One Artist Booster Pack」(定価:10800円)を別途購入→導入しないとサードパーティー製のプラグインを使用することができなかったり。

 

DAWソフトの最下~中間グレードにありがちないくらかの機能制限を受けてしまいがちです。

 

しかしながら、今回無償で再配布されているSONARの中身は当時の最上位版に相当するグレードになりますので、そういった機能制限を受けること無く比較的、最初から自由に楽曲制作に取り組むことが可能ではないかと考えられます(*‘ω‘ *)b

 

無期限で無償の配布がされるかどうかはわかりませんが、少なくとも現時点(2018/04/09現在)で無料で入手可能なDAWソフトの中では群を抜いて優秀なDAWのひとつであることには違いありません。

 

バンドルされるプラグイン類の数などは当時の最下位グレード級であるため、過度な期待は禁物ではあるものの、この機能制限解除は他社製品のフリー版への大きなアドバンテージとなっていると言えます。

 

※明確には確認できませんでしたが、無償配布には期間が設けられているようですので欲しい方はとりあえず急いで!

 

※ライセンス期間等から差し引くと、今後有料化する可能性もなくはありません。(DL使用~数カ月後に月額有料ソフト化のパターン)

 

※バンドルされているTH3やSl Drum Kitなどもパワフルでイイ感じです

※TH3などは他のDAWソフトでも利用可能ですが、そちらだとDEMO版として扱われます

 

※愛用中のサードパーティ製VST(WAVESプラグインなど)も読み込み可能

 

 

もちろん、Studio Oneの方で利用しているサードパーティー製のVSTプラグインをこちら(SONAR)で利用することも可能ですので、すでに不自由なく愛用のDAWソフトがあるって方にもSONARを触ってみるのにはいい機会なのではないかと思います。

 

とはいえ、やはり初見で最初から思い通りに触るってのはワタシにも難しくてできませんでした(^_^;)

 

SONARの詳しい使い方に関しましては、そもそも国内では多くのユーザーを持っていたDAWソフトですので意外とググるとたくさんのリファレンスサイト様やブログ様、動画がヒットします。

 

※UI / GUIの完全日本語化も可能でした!!

 

そもそも、今回のSONAR復活に関する情報はまだ出たてでしたので、自分も現物を触りつつ、やはり調べ物をしながら記事を書いていたのですが。

 

Studio Oneユーザーにとってもホントにお世話になっております、我らの藤本健氏が超絶丁寧&分かりやすいエントリを掲載していただいておりまして、こちらでは日本語化に関する情報や、それこそBandLab社のCEOのインタビュー記事など有用な記事もご掲載されておりましたので、ご共有させていただきますm(_ _)m

 

藤本健の“DTMステーション”様:SONAR復活に関する記事リンク

 

 


ということで…

 

だいぶ駆け足な内容になってしまいましたが、前述させていただきましたとおり、当ブログのイメージといたしましては、やはりDTM初心者の方~フリー版および中間グレードのDAWソフトをお使い中の発展途上の方々に特にオススメさせていただいたいと思い掲載させていただきました。

 

※もちろん、SONAR終了のお知らせ以前まで愛用されていた皆様も含め…

 

使い慣れたUI、GUIによる愛用DAWソフトにこだわるのもよろしいですが、機能制限で不自由な環境で製作をされているような方は要チェックです。

 

ロキブロ的には昨今の無料系プラグインの威力も相当なクオリティだと思いますし、実際にワタシも経済活動の一貫として楽曲を製作することがありますが、これら販売目的の楽曲にも使える、戦えるフリープラグインてけっこうあるんです(^_^;)

 

※ALEX HILTON のA1StereoControl(無料VST)とかスゲー使えますヨ

 

 

↑はホントに氷山の一角ですが、実際に販売目的の楽曲、プロへの提供楽曲なんかにもフツーに使えちゃうレベルのモノは山ほど存在します。

 

すなわち、機能制限の制約で干渉されない今回のSONAR(当時のPlatinum性能)無償配布とコレらの無料配布系サードパーティー製プラグインの組み合わせは、そこそこに楽曲製作が捗るキッカケになってくるのではないかと思うのです。

 

ぜひコレらをヒントに駆け出しのみなさんにも積極的にご自身の音楽を製作していっていただきたいですね(*‘ω‘ *)b

 

ということで、簡単ではございましたが、以上でSONAR復活~無償配布に関する情報共有でした。

 

 

 

おしまい