小さい頃 | 気まぐれスナフキン

小さい頃

昔から友達によく言われるけど

ボクを一言で例えると


「狡猾な完璧主義者」らしい



完璧主義ってのはどうやら昔からだそうだ


ボクは小さい頃かなりの不思議ちゃんだったらしい


よくいる「なんで?どうして?」ってすぐに聞く子供だ


理由が理解できないと気がすまない性格。


「なんで夏は暑いの?」

「なんで空は青いの?」

「なんで雨が降るの?」



とにかく質問しまくりだったらしい


うちは昔マンションの管理人をしてて

そこには普通のマンションが2棟に独身寮が1棟あった


その独身寮にものすごい物知りな兄ちゃんがいて

ボクの質問にいつまでも答えてくれるから

ずっとそこに入り浸ってた



「なんで虹が見えるの?」



「それはね、太陽の光がロキに届く前に

お空の雨つぶに光があたって光が折れ曲がるんだ

太陽の光には七つの色があって

光は色によって曲がる角度が違っているから

いろんな色の光にわかれるんだよ

だから虹は雨がふった後にできやすくて

太陽とは逆の方向にできるんだよ」




「ふ~ん」










「なんで月は新月に近い時は全然見えないの?」




「それはね、月が昼間にでてるから明るすぎて見えないんだよ

月は太陽と違って一周するのに24.8時間かかるんだ

だから新月の時太陽と共に東からのぼり西に沈んで

そこからちょっとづつズレていくんだよ

太陽とのズレ0.8時間×30日で24時間

一ヶ月で丁度1日遅れで太陽にたどり着きまたズレていくんだよ」




「ふーん」







物理的な質問じゃなくて哲学的な質問にもこたえてくれた






「人間って何なの?」



「君は人間だよね、つまりヒトだ

ヒトのヒは日、トは所という意味。

ヒトとは「日の当たる所」の意味なんだ。

だから君が将来、絶望に飲み込まれそうになっても

日の光はいつも君を照らしているということを忘れてはいけないよ」




「わかった!」










もう昔すぎてどんな質問をしてどんなことを言われたか

正直ほとんど覚えていない・・・






今となっては彼の顔すら覚えていないけど

最後に書いたヒトの質問は今でも覚えている





ボクの質問に即座に答える彼は何者だったんだろう・・






















とかここでやめとけばちょっとイイ話なんだけど



数年後、彼は寮を出てしまった

ボクの質問癖は治ることなく

親に質問するようになった






先に言っておくけど




マセてたわけじゃないから



ほんとにこのときは知らなかっただけなんです_| ̄|○ 





「ボクはどうやって生まれたの?」

「コウノトリが運んできてくれたのよ」

「なんでコウノトリが運んでくるの?」

「いい子にしてるとご褒美として運んでくるの」

「どこから運んでくるの?」

「・・・・・神様の所からよ」

「どうしてコウノトリは神様の場所知ってるの?」















「タウンページに住所が乗ってるのよ」






マジでか(´Д`;)


質問し続けたボクが悪いけど

タウンページなんてウソつくなよ!


小3までタウンページには神様の住所が載ってると思ってたわっ!


学校で友達に話して大笑いされたよ_| ̄|○