すっかりご無沙汰してますた☆

前回 旅日記:得した?編 のつづきです

キノコ

パンをかじりながら、私はバスを待ちます。

次々とバスが目の前を通り過ぎます。
ベトナムではバスツアーがとても盛んで、安宿街に早朝たくさんのバスが発着します。

日本人の中年の女性二人が私に話しかけます。
ちょっと世間話。
彼女たちはベトナムをハノイから南下して来たようで
オススメはホイアンだという。
ノーマークのホイアン、「時間があったらいってみますね」と言う。

私のバスがどうやら着いたようで
ツアー会社のお姉さんが私の背中を押しました。


お姉さん:ほら!あの彼女についていって!


そこにはグラマーなベトナム美女
私が微笑むと彼女もちょーかわいく微笑み
しっかりと私の手を握ります。


ひょえーーーまたっすか!?ヽ(*'0'*)ツ


私が照れてると、彼女も私の顔を見てはにかみます。

朝からドキドキ。

これって、男性にもやるんですかね?

彼女はにこっと微笑み私をバスへと乗せます。

私一人かと思ってたら、そこらへんでバスを待っていた
日本人の学生たちも一緒だったようでしばらくして乗り込んできました。

しかし、彼女の手つなぎの特別待遇を受けたのは私だけだったようで、、
て、照れますな得意げ


その後バスは、いろんなホテルの前で客をピックアップし
大渋滞のホーチミン市外をオラオラー!とジャイアンのように進みました。


市街を抜け、郊外にさしかかると
大きな戦争の記念碑がありました。

そう、私はベトナム戦争について学ばなければなりません。
ガイドブックに載っている、戦争についての記述をじっくり読みました。

私とーんだ勘違いしてました。
朝鮮戦争のように、ただ戦争の舞台になってしまったのではなく
ベトナムはずっと自国を守る為に国民が大国と戦ってたんですね。
(超不勉強。。日本史受験だったんだもん)
特に資源もなさそうなこの国が、
どうしてそんなに激しい戦いを続けられたのか、、


そして、いま私の目の前に広がる風景には戦争の痕跡は全くありません。
交通量は激しく、人々からは貧しさはあまり見えません。


しばらくいくと、こんな風景になりました。

ロンリーシンガポール
激のどか

トイレに行く途中で、日本人の一人旅の女の子に話しかけられます。
大学生くらい?超茶髪でカラコン入れてて、ネイルは真っ赤。
バックパッカーにしては珍しい。最近はこういう子がバックパックするのでしょうか。


「あのーっていうか皆どこまで行く感じですか?」


すげー!なんだこのいかにもなギャル語
ちみ社会に出たら間違いなく苦労するぜ?お姉さん焦っちゃうよ。


れもん姉さん:みんなはわからないけど、私はフエまでいくわよ。アナタは?


ギャル:わたしは~ムイネー?


おぉ、聞いているのに語尾上げで返すこの感じ、いかにも!

ちなみにムイネーとは、ホーチミンから車で3時間くらいでつくお手軽リゾートで
綺麗なビーチが続き、ぎゃいじんさんからの人気スポットのようです。


ギャルは私がフエに行くと聞いて、興味がなくなったのかそれ以上話しかけて来ませんでした。

バスはその後、ムイネーに着き日本人は私だけになりました。

残ったのは、
ちょい悪オヤジ☆ベトナム珍道中的な3人組のイタリアンオヤジ

ベトナム人の家族

フレンチっぽい女の子

ぎゃいじんカップル×2

時々トイレ休憩を挟み、バスは永遠と北上します。
トイレは、、北上するにつれレベルUP。。きゃなり手強さを増していきました。

午後8時、バスはリゾート地ニャチャンに着き
乗客が大幅に入れ替わりました。
私は夕飯にハンバーガーとフライドポテトを購入wジャンキー

ここでも乗ってくるのは
欧米系ばっかなんだなー
ベトナムって欧米系に大人気?

バスのぼろさ具合に文句ブータレながらも
消灯になるとみんな寝静まりました。


ふと、起きると
窓の外に信じられない位綺麗な星空が!!

地平線までびっしり星が空を埋め尽くしてました。

暫く窓の外を眺めながら、
来てよかったな~と感慨に浸る私でした。


まだまだ、つづく。