美山の実家を改装中。朝夕めっきり冷え込んできたので、もうすぐ暖房が必要です。
一段落した外壁工事は置いといて、薪ストーブ工事にかかります。
薪ストーブは居間北側の、縁側の部屋に設置します。
誰も弾かなくなったピアノを移動して、茶色だった塗り壁を落としました。
部屋が明るくなるように漆喰を塗りました。
漆喰に砂を混ぜた「砂漆喰」を下地にぬり、仕上げに漆喰を塗りました。
全てが初めての作業です。
材料を作る工程は、お菓子作りに似ているなと思いながら、明らかに違うのは混合比率など、左官では表示してないところです。

漆喰の場合、今回使用した「大和漆喰」と水を混ぜるだけですが、ほんの少し水の量が違うだけで、出来あがる材料も違います。
混合比率が無い理由が解った気がします。
決まりなんて無いんです。
出来あがった漆喰の形を知らなかったので、基準は塗りやすいかどうかでした。
正直、上手くいきませんでした。が、この仕上がりでも良い気がします。
左官のだいご味は、自分好みの材料が作れることにあるんだと思いました。
それは無限です。