妻がお茶の稽古日の金曜の晩は、たまに僕が晩御飯を作ります。今日は簡単な鶏肉のトマト煮ですが、写真がいまいちだったので前に作ったビーフシチューの写真です。
最近のニュースで東京神田の「藪そば」で火事があったそうで、昼のワイドショーで藪そばに関するネタを紹介してました。
気になったのが、池波正太郎さん著「男の作法」に藪そばの事が書いてあるとのこと。
実は僕はこの本に書いてある生き方が好きで、参考にしているところも沢山あります。
「すし屋に入ったら隅のテーブル席に座れ」など店主とのやり取りの中で、私はちゃんとした人間だという、昔ながらの大人のルールを書かれた本です。
僕の知らない時代の話ですが、色んな事に気を使いちょっと息苦しい感じもしますが、そんな時代にあこがれます。
記憶力が悪い僕ですが、お子時代の食べ物の中で色濃く覚えているのが、来客時に便乗して出前をとってもらい食べた寿司です。
おそらく年に1回あるか無いかの割合で、寿司を食べるというのは特別で、だから今でもめったに食べに行きません。
何でも安くなるのは良いことなのか?この世は回転寿司で、お子たちが腹いっぱい寿司を食べる時代になりました。
もちろんお子は悪いわけわなく、結局大人が考えなさすぎです。
マグロ、ウナギに続き、次はどの魚が激減するのか。
まともな世の中に戻すのには、一般常識+ちょっとだけの想像力が必要です。
僕が「男の作法」の中で一番実行しているのが入浴の話で、冬場は風邪をひく恐れがあるので、体は毎日洗わない。
背中の油分が体温を保っていて、油分を毎日洗い流すのはダメ、たぶんそんな事でした。
風呂嫌いな僕にはちょうどいい、言い訳になるのです。