イメージ 1壁のチンク剤が切れてきたとの相談があったので、6年前に建てた花屋さん「グリーン・ノート」に行ってきました。
場所は京都府与謝野町、国道176号線沿いです。
正直、建てたものの頭の中から消えかかっていて、ちゃんと花屋という商売が続いているかも疑問でしたが、ほんと失礼しました。
敷地内には大量の花苗。
店は花苗がメインで、全て隣のビニールハウスで作られてます。売るだけじゃないんです。
素人が見ても、1人じゃ管理が無理な量なので施主さんのお母さんに聞くと「こんな話じゃなかったのに毎日手伝いにきてるの」と。
でも、おしゃべりしながら苗に水やりしている母娘をみていると、良い時間を過ごしてるなと羨ましかったです。
イメージ 2
2枚目の写真の薄いグレーの目地がチンク剤で、黒い線の部分が切れている個所です。
木の収縮が大きく、しかも低予算だったのでチンク剤をケチったのと、下手なのが原因です。
改めて見ると、玉ねぎ苗って安いのね。
そんなことより、今の建物の色あせた感じが最高で、思わず見とれてしまいました。
施主さんは再塗装したがってましたが「あと2年この荒んだ感じを楽しみましょう」と言い聞かせ塗装は2年後です。
チンク剤「パーマチンク」の切れている個所のみ補修しました。
現場に着くまでは、市販のコーキングでイメージ 3補修すればいいかなと思ってました。
でも僕の好き勝手で建てた家を見ると、そんな思いも無くなりました。
もっと面白いことしないと駄目ねと、施主さんと昔の僕に注意された思いです。
店舗入り口の観音開きドアは、開店中は雨でも開いてるので良い色合いになっています。
良い使い方してますが、そのうち取り換えが必要です。