イメージ 1お暑うございます。
今日は立秋らしいので、やや涼しく感じました。
というのはやせ我慢で、暑さのせいにして、やる気のない日々を過ごしています。
写真のハンドカットは水口のログ屋サイトで組んでいます。
僕も少し刻みましたが、ほとんどはNさんが刻みました。
Nさんというのは以前少し紹介した、カナダ修業時代の師匠で、話の流れで今回このログを刻んでもらっています。
僕の今日の仕事は、角ログの土台をセットしに水口から車で20分ほどの日野町へ行っていました。
午前中で終わり、午後は水口でトラスが絡むログ材の加工をしていました。
イメージ 2この建物は1階部分はログ組みですが、2階は柱を立てて壁を造る構造です。
なので、なんだかんだ仕事があります。
明日も加工の続きですが、問題は明後日からのログ組みです。
角ログというのはほとんどがフィンランドからの輸入で、パインという木材が原料です。
漢字で書くと欧州赤松、松です。
粘りがあって強い木なのですが、割れたり、曲がったりします。
良い木なのですが、ログ材は日本の建材のように乾燥して使用しません。
だから割れたり、曲がったりするので、使うほうも色々考えるわけです。
丸太をそのまま角材に加工した無垢材の場合、ログ厚95㎜が通常で、これ以上だと正直手に負えないほど曲がります。
これ以上のサイズが欲しい方には集成材をお勧めするのです。
今回の物件は無垢材120㎜厚。
建てる前になんですが、パイン無垢材120㎜厚のログを日本に建ててはいけません。
この厚みにする意味がよく解からないけど、仕事だから建てます。が、憂鬱です。