鎌倉からの帰路は各所で渋滞、京都に着いたのは朝4時前でした。仮眠してから美山へ帰り、昨日は田植えでした。
親父が田植え機を新調したので作業スピードがアップ、今日で田植えは終わる予定です。
鎌倉の仕事は質問通り、美山の大工Mさんの仕事でした。
結果的に美山での加工1日、現場3日では仕事が残り、Mさんは鎌倉で残業です。
鎌倉でも2日間は加工作業をしていました。
2日たっても何も建たないので、施主さんも心配だったと思います。
施主さん一家は3日目の早朝、旦那さんの祖国ドイツに里帰りされたので、完成した自転車置き場を見るのは、ずいぶん先になります。
これが一番の心残りの原因でした。
美山で十分に加工し終えてから行くべきでした。
なんだかんだ反省点の多い出張となりました。
3日目終了時点で屋根はかかり、大きな仕事はほぼ終わりました。
右手に自転車、左手柱間には薪ストーブ用の薪置き場です。

材料は全て杉材で、サンダー仕上げです。
作業するのに屋根に乗っていたので、仮に棒で支えていますが、取り外してもちゃんと建ってます。
以前のブログにも少し書きましたが、ここの施主さんはパッシブハウスというEUの省エネ基準を満たした建築の仕事をされてます。
日本でもニーズは十分にあり、普及に努力されていて、今後注目される建築士だと思いました。
この建物は築28年の鉄筋コンクリートの建物をパッシブハウス仕様にリノベーションされました。
この建物は今年の2月号の「カーサ・ブルータス」に詳しく載っていたので、気になった方はそちらを。
とても単純な僕なので、京都の自宅マンションのリノベーションをしたくなりました。