イメージ 1水曜日から来ている板倉の現場です。
4日間でここまで組めました。
ここまでしか組めなかったというのが率直な感想です。
建物は大きさは、目測でだいたい7間(12.6m)角と、普通の家の倍ほどの大きさがあります。
この家の躯体は基本的に4寸角杉材で、通し柱は5寸角、梁は飛ばすスパンによって背(高さ)が変えてあります。
丸太梁が多いのも、今回時間がかかっている要因です。
普通の家なら柱を立てて、梁を落とすという手順ですが、板倉の場合その間に1寸(3㎝)厚壁板を柱間に落とし込んでいきます。
板を差し込むと柱が振れにくくなるので、通し柱間に梁を入れる場合など、とても苦労します。
イメージ 2梁はボルトではなく、込み栓やシャチ栓で止めます。
とても無理しないと組めないので、組んでしまえば最後、外すことは出来ません。
だから組んでいて面白いです。
組みあがれば普通のように見えますが、色んな高さの梁が上手いこと重なっているのが綺麗です。
木造で名の通った建築家さんの設計の建物です。