ご無沙汰しておりました。先週も滋賀県甲賀市水口町での仕事でした。
建物は1階部分がヒノキ材の角ログで、2階はポスト&ビームの造りです。
ヒノキ材は施主さんの要望で、ログサイズは120㎜巾×190㎜高の無垢材です。
120㎜巾の無垢材は想像以上に割れるので、久しぶりにお目にかかりました。
僕は2階部分の加工に追われていて、1階のログ組には不参加でした。
5.5m×9.6mなので、通常なら1日で組みあがりますが、3日かかりました。
普通の角ログは、組上げ時にダボ(木栓)を打ち込み補強するのですが、今回のログは長さ270㎜コーチボルト(太いビスの様な物)で固定する仕様でした。
この作業に手間がかかり、先週土曜日に上棟予定でしたが、今日でこの状態です。
国内加工なのでログの加工精度は良く、問題なく組めたようです。
明日上棟予定です。
角ログはメーカーによって強度計算の方法が違うのでボルト工法もあるのですが、金物を使用するのが嫌いな僕にとって、コーチボルト工法は最低です。
見た目は木ですが、壁の中に太いボルトが沢山入ってると思うだけで気持ち悪くなります。
僕の価値観ですけど。