お久しぶりの更新です。京田辺の校舎建築の応援は先週土曜日で終わりました。
次は丸太で階段を造る仕事です。
用意して貰っていた丸太を引き取りに、滋賀県水口町までドライブしてきました。
新名神信楽IC経由で京都市内から1時間半ほどで到着。
予想以上の材料の多さで、過積載っぽいですがなんとか積めました。
スピードを出すのが怖いので、国道1号で帰りました。
午後2時に湖南市の「レストラン潮」で昼食。
以前から「レストラン潮」と隣接する「ボウル滋賀」の建物は気になってました。

レストランは国道とは高さ2.5mほどの石の塀で目隠ししてあり、庭の先に建物があります。
エントランスからこだわりが随所にあり、なかなか店に入れません。
建物裏手にも同様の庭があり、ひじょうにゆったりした設計で良い空間でした。
大きな屋根ですが一階建てです。
室内の写真は撮っていないので、解り難いと思いますが文章での説明です。
1階部分はコンクリート打ち放しの壁、小屋組は木です。
大きな屋根は45度の勾配で、棟木を受ける杉丸太柱(直径45cm)が約2m間隔で並んでいます。
丸太柱と棟の接点からは登り梁が桁まで伸びています。

大きな吹き抜けの空間にやじろべえが整然と並んでいる感じです。
吹き抜けの空間の一部にコンクリート箱で仕切られた厨房があるのも楽しいです。
お料理は普通でした。価格も普通。価格の割りにボリュームはあります。
郊外のドライブインそのものです。
びっくりしたのが、注文してから料理が出てくる時間がとても速い。
食事よりも、ゆっくりお茶するのに良いかも。
3枚目写真が70年代アメリカンテイスト漂う「ボウル滋賀」です。
これぞボーリング場。大手ボーリング会社も見習ってほしいものです。
共感を得るのは難しいと思いますが建物の説明。斜めに傾いた壁に不等間隔に溝が切ってあります。3枚ある窓の納まりも最高です。
残念ながら、今の時代このような建物が建たなくなりました。
今出来るのはこのような建物が壊されないで残る環境をつくることです。