イメージ 1沖縄の家は素焼き瓦を漆喰で固めた屋根のイメージが強いのですが、実際はあまり見かけませんでした。
写真の家は読谷村の「やちむんの里」にありました。
勉強不足で知りませんが、昔の家のつくりを再現したと思われる建物です。
石は沖縄でポピュラーな柔らかく加工しやすい石灰岩です。
首里城の城壁も石灰岩でした。
石の壁の上に、丸太の小屋組みという造りです。
開口部は多く取れませんが、ずっしり安定感があり、強風にも強そうです。
この建物の現代版が同じ「やちむんの里」内にありました。イメージ 2
1階の壁は鉄筋コンクリートです。小屋組は角の杉材です。
小屋組みだけ見ると海外のティンバーフレームの構造に似ています。
たぶん、戦後アメリカの文化が入ってきた影響だと思います。
シンプルで強い構造でありながら、見た目のバランスの良い僕好みの建物です。
いろいろ参考になりました。