

建具の額縁を付け終え、軒天井板貼りをしています。天井板は節無しのパイン本実板です。材料は輸入ですが、国内の製材所で加工された板材、乾燥していて使いやすいです。軒先には既製品の吸気口を設けています。昨晩から美山に帰り、今日は美山で行われている左官の講習会を覗いてきました。体育館の中で、多くの職人さんがキャンバスに向かいコテを滑らしている光景は絵になりました。建築で使用する材料で、材木は木の種類や、木目・節の有無なんかによってランク分けされていて、それにより価格も変わるので、使用する材料は予算で制約されます。しかし、左官で使用する土は色々なものを混ぜることができるので、材料に値段差は付きにくいと思います。左官に無限の広がりを感じた一日でした。