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今日で山崎町のリフォーム現場は終わりました。この建物は築3年の壁厚95㎜無垢のフィンランドパインの角ログです。元の外壁は黄色でしたが、すっかりはげてました。築3年の割には良くはげてたので、ひょっとすると新築時は塗装1回塗りだったかもしれません。塗装は2回塗りでないと駄目だと思います。今回の塗り替えも2回塗りしました。塗り替えにより外壁は茶色で、窓周りの額縁は赤色が強い茶色に変身しました。私がこれまで塗り替え作業をしたのは一回だけで、建築後数年経ったログ材をじっくり見ることも無かったのですが、思ったよりログ材が乾燥していてペンキを塗るとパキパキと音をたててました。特に雨水の当たる壁は劣化していて、ログ材の表面がザラザラしていてペンキがたくさんしみ込みました。ログは材料が劣化する前に塗装するのが基本で、この建物にとって今回の再塗装はぎりぎりセーフのタイミングだと思いました。場所や建物の形状により劣化のスピードは変わるのですが、この建物は軒の出が短く、外壁に雨が良く当たってました。それと別荘では落ち葉が詰まりやすいので敬遠されれる樋も、建物を長持ちさせるためには必要ですね。無垢材のログはログ材の割れが多いのですが、この建物は不思議とほとんど割れてませんでした。ログ材が目の詰まった良材と言うわけでもないのに、本当に不思議でした。