
メンテナンスの続きです。ちょっと専門的かつ説明べたなのでわかりにくい話です。二階テラスのX字柵が、セトリングに対応してなかったので直しました。写真のX字がテラスの柵です。その左並びにログ材を5段積んだ壁があり、X字柵の右に柱があります。この壁ははログが積んであるので、木が収縮して既に1㎝下がってましたが、X字柵と柱がつっかえて、テラスの床が下がってました。写真は手直し後のものですが、たった1㎝ですが、すごく傾いてるように感じました。X字柵と柱を今後のセトリング分を見込み2㎝短く切りました。テラス床の梁を下からジャッキで持ち上げても、ジャッキを外すと元に戻るので、柱の右の桁の通しボルトをテラス床下の梁まで伸ばし締めました。なんとか水平の床のテラスにできました。
角ログはセトリングを考えて施工しないと、後々のメンテナンスに手間がかかります。僕は角ログの造作するときは、セトリングのこと考えた上で、いろんな施工方法を試してます。試すといっても基本的にはちゃんとセトリングに対応していて、仕上がりが綺麗とか、施工が簡単とかを目指して仕事してます。