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今日で和歌山のこの現場は終わりでした。昨日と今日の二日間は軒の天井を貼ってました。天井板は14㎜×110㎜のパイン材です。フィニッシュ釘で止めます。作業はとても簡単です。ただ軒天井には空気が流れるように軒部に吸気口、棟に換気口を設けます。これにより空気が流れ、室内気温を下げたり、冬場の天井内の結露を防止します。既製品の換気口もあるのですが、天井板に穴を開けステンレスの網を張るだけで簡単に吸気口が出来ます。二枚目の写真のように換気口の形の定規を作り墨をして天井板に穴を開けます。天井裏側からステンレス網をタッカー(大きなホッチキス)で止めます。換気口のデザインは色々です。この形は加工の容易さと見た目のバランスの良さを考え出来た形(オリジナル)です。換気口は垂木間に設けるのですが、二段に分けることにより、天井板割れを防いでます。問題点はペンキが塗りにくいことです。
コメントにあった妻ログの上部の固定方法はダボとスパイク釘です。TALOキットの場合ダボ(木栓)の位置が最上部のログまで指定されてます。それと妻部のログの両端(最終的には垂木に挟まれ隠れる部分)に長さ約180mmの釘にスプリングを通して打ち込みます。理論的には木が収縮して釘の締め付けが緩んでもスプリングで押さえるというものです。