

築130年の家を解体して運びました。建物は建物は大きかったのですが、解体してトラックに積み込むと以外に材料が少なく感じました。解体していると、欅の大黒柱に四方から差し込んである梁を、車知の加工で曳きつけてありました。雇い車知の雄に面白い加工がしてありました。写真一枚目の十字に組み合った雇い車知の雄が写真二枚目の柱の中央に入り、四方の梁を車知栓を打ち込み引っ張ります。雇い車知が上下に四分割、8部分に分かれていることにより柱の芯に組み込み固定することが出来るのです。美山の大工さんも初めて見る加工で、みんな感心してました。