


だから開始15分前についたのですが、良い席に座れました。この儀式は建築業の年始めの安全祈願と商売繁盛だそうです。舞台の中央手前には儀式で使う長さ3mX6寸角(僕の見た感じです)の桧が置いてあり、舞台奥の台上には儀式で使う道具が手前から鋸、チョウナ、サシガネ、墨壷、墨差し、槍がんなが置いてありました。舞台の上には神主さん(2人)ちょっと良い服装の大工さん(4人)、やや服装の落ちる大工さん(4人)が上がられました。儀式をされるのは大工さん方です。神主さんの一連のお祓いの後、まず①鋸の儀、②墨打ちの儀、③チョウナの儀、④鉋の儀の順に行われました。儀式は約30分で終わりましたが、木を扱う大工という仕事をしてるので、ちょっとでも腕が上がりますようにと願いながら、めずらしい儀式を観てました。
年齢を重ねてきて(34歳)、こういった昔から行われてる儀式には、昔の人の知恵というものが伝えられてる気がします。それが何かはまだ解ってません。いつか解かるかなと思いながら、また来年も来ようと思いました。