ZENITHBLUEの下で -2ページ目

ZENITHBLUEの下で

天頂の吸い込まれそうな青い色。
その下で日々繰り返される人々の生活の
なんとほほえましいことか。

春の彩が

濃くなる


梅が咲いて

フキノトウを見かけ

土筆はまだかな

桜の蕾ももうすぐ膨らみ始める


少し重量のある

菜の花らをバックシートに置き

ラジオは満月が近いと

言っている


フロント越しに

田園風景が見える

少し目線を上げると

太陽は沈もうとしていた

「満月が近い?」

西には白い月が


月は東に日は西に


ここが砂漠だったら

ビル街だったら

こうは感じなかっただろう


先人の言葉を発端に

改めて日本人でよかったと思う