2016年6月のとある日、彼女と夕飯を一緒にしていた時、彼女から夜のバーの仕事を辞めたいと相談された。
理由は、彼女の人の好き嫌いから発することだったと思う。
只、借金があるため、別のところで夜の仕事は続ける必要があると言う。
私はそのバーの常連でもあったので、気持ちは複雑だった。
しばらく考えて、、、
「それだったら、俺のお家に一緒に住もう。そうしたら、金銭的にも楽になるだろうし、何より楽しいはずだよ。」って私は答えた。
これは、私にとって一大決心だった。
「私のことをどう思ってるの?」って彼女は聞き返す。
「君は俺の大事な彼女だと思っているよ」って私は答えた。
「好き?」って彼女は聞き返す。
「勿論」って私。
「はっきり言って欲しい」って彼女は返す。
「大好きだよ」って私は答えた。
「初めて聞いたよ」って彼女が言う。
「え、初めてだっけ?」って私。
「うん、好きって聞いたのは初めて。不安だったの。私も大好きだよ。」って彼女は答えた。
この時、私はすごく嬉しかった。
この後、彼女はバーを辞めた。
それから、私はそのバーには行きづらくなって、結局行かなくなってしまった。
そして、この日を境に、徐々に彼女の私への依存や束縛が強くなっていったんだ。