彼女は好き嫌いがはっきりしていました。
好きと嫌いだけで普通が無い。それは物だけではなく、人の好き嫌いもはっきりしていましたね。
そして、好きだった物や人が、ちょっとしたことを切っ掛けに嫌いになる。そんなことが何度もありました。
それと、彼女はかなりの完璧主義で、中途半端が許せなかった。「生半可な気持ちだったらやめて」ってよく言われましたね。
でも、彼女自身は自分が普通であることを強く、本当に強く望んでいたみたいです。
そんな矛盾した内面を持っていたので、ストレスを抱えやすかったと思います。
「普通な人なんてどこにもいない。君は君でいいんだよ。だって、好きになったのは今の君なんだから。」って言ってあげたかった。