結んでいた糸が、ほどけてバラバラになっていく。
そうやって形成されていく自分の記憶。
もう大切なひとの笑顔も思い出せなくなった。
ただ、目が覚めると感情だけが残る。
ただ心臓を掴まれた様に感情だけが襲って、涙が溢れる。
満たされれば満たされた分だけ、堕ちていく、哀しくて虚しい気持ちでいっぱいになる。
それを薬や、お酒では逃げられない。
明るく笑える自分にはもう一人の自分がいて、その存在を受け止めなければならない。
次の目標をどうしよう。
なんの為に生きよう。
まだ、その答えを出せずに今日も夜がきた。
