先進国の中でも学力低下が著しい日本を救うために文科省が実施したプログラム「義務教育延長法」。

 赤沢千夏が通う学校がそのテスト校として選ばれ、厳しい社会を生き抜くためのプログラムが施行されます。

 そのプログラムとは「ババヌキ」でした。ババ抜きで負けた人間は矯正施設に送られることになり、勝った人間は奨学金や大学への推薦がもらえるのでした。

 千夏は親友の美奈子と転校生の香奈と徒党を組み、2回のババ抜きを勝ち抜くのでした。

 しかし、2回目のババ抜きの際に美奈子が想いを寄せる高島洋平が敗者となり、仲は分裂してしまいます。

 高島が負けたことが許せなかった美奈子は千夏と絶交し、他の残りの生徒の受託者になります。

 これで千夏、香奈、美奈子の最後のゲームが始まります。


 実は香奈は姉が以前このジョーカーゲームで友達に裏切られ、敗者になり、矯正施設へ送られてしまったため、自分が助けに行こうと考えていたのです。

 しかし、教師の滝沢は香奈にすでに姉が矯正施設すら脱落したことを告げ、香奈は絶望します。

 ゲームは進み美奈子がまず上がります。最後に千夏と香奈は互いにカードを交換し、最終的に千夏を信じ切れなかった香奈が敗者となります。

 その後、千夏は連れていかれた香奈を助けるために運営委員の人間や教師たちに奇襲を仕掛けます。香奈を助けた千夏は二人で走ってあてもなく逃げるのでした。