パリの美術界を席巻した世界的画家・藤田嗣治。帰国後に手掛けたのが、秋田を代表する数々の祭と日常の暮らしを描いた、超巨大壁画『秋田の行事』です。藤田が縁もゆかりもない秋田を描いた理由は、中南米への2年間の旅と、作品に描かれたある人物をひも解くと明らかに!さらに藤田が考案した幻の美術館”…それは西洋絵画への新たな挑戦でした。そんな謎に迫るのは女優・貫地谷しほりさん。竿燈まつりにも足を運びます。



藤田嗣治『秋田の行事』(1937年)

3m65cm、横20m50cmの大壁画。秋田県の平野政吉美術館所蔵作品。描かれているのは秋田の静かな暮らしと熱狂の祭りです。



画面左には、雪深い秋田の情景。穏やかで慎ましい、人々の営み。



小さな橋を越えた右側には祭りの熱狂と興奮がほとばしっています。