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先ほどフェイスブックの書き込みで見つけた投稿より。

東南アジアのコレクターがハードロックカフェのコレクターフォーラムに、「世界一レアなピン売ります!」と、WDIのシェアホルダーギターピンの写真を投稿してました。

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このギターピンは今から7年ほど前、WDIの株主優待による割引サービスが始まった最初の年に、VIPカードや優待券などと一緒に株主へ送られた非売品です。

たしかに店頭では販売されなかったピンだし、株主1人につき1個しか貰えなかったので、海外のコレクターにとっては入手困難なコレクターズアイテムになってます。

でも、「世界一レア」ってどうよ!?(よく言い切ったね)

あまり上手に撮られていなかった写真には、もともとゴールドでピカピカのハズの美しいギターピンが使い古されて輝きを失い、まるで1度も磨いていないアイスクリーム専用スプーンのような色で写っています(参照↓)
http://ameblo.jp/logoholic/entry-12005689118.html

その後のやり取りが面白そうだったので見守っていましたら、すぐ数分後に他のコレクターから「幾ら?」という質問。その1分後に「200」という書き込み、しかもドルではなくリンギット。更に「ドル換算したら幾ら?」と自分で計算をしないですぐ質問するという、私がキライなタイプ発動。そして「アメリカドル換算で50ドル」という返答、最後は「了解」のひと言で終了。

facebook

世界一レアなピンが50ドルとな(笑)!

私も今まで何度も「ロゴさんのコレクションの中で1番レアなピンはどれ?」とか、「一番高いのな幾ら?」みたいな質問をされたことありますけど、ハードロックカフェのピンには、誰もが共通で「あのピンこそが1番レア」というものは無いんですよ。

ハードロックカフェのピンだけでも実に様々な種類があって、私のようにロゴピンが好きな人もいれば、ギターをメインに集める人、世界中のハードロックからシリーズで発売されたピンを揃えるのを楽しむ人、オープニングピンや非売品のみを集めるお金持ちがいたりなど、多種多様なコレクションのカテゴリーには、人によってそれぞれ1番価値のあるピンは違います。

非売品のスタッフピンがレアだと言っても、ネット上では写真も出回るし、何か月も経てば入手するコレクターも現れます。たまたまそのピンを欲しがる人が多かったり、手放す人のタイミングなどで一時的に高い値段がつくこともありますが、所詮はお金に余裕があればいずれは入手できるもの。世間一般に海外のコレクターが「ものすごくレア!」と大騒ぎするピンバッジでも、せいぜい300~500ドル前後で、それ以上高いピンが流通しているのはあまり見かけません。

それでも、500ドルで売られているピンバッジが世界一レアなワケがない。

私が個人的に(これはレアだ!)と思えるピンバッジは、著作権の問題で世に出せないものや、明らかに特殊な入手ルートが特定されるピン、コレクターの手に渡ってはいけないものなど、ネットで紹介できないものばかり。

ロゴホリックは25年前に初めて手に入れたロンドン店のロゴピンを特に大切にしています(現在のコレクター相場で50ドルくらいです)。
このピンはロゴホリックの原点ですからね、でもそれは私にとっての「大切」であって「レア」ではありません。



ちなみに「世界一レア」と言われたシェアホルダーギターピンですが、これまで3つほど海外のコレクターにプレゼントした他に、ロゴハウスにまだ4個残ってました!(笑)

shguitar

いとたやすきかな、世界一。

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