ハーモニカのお話。 | Logoholic Murmurs

ハーモニカのお話。

今日は仕事で日暮里まで行ったので、近くのハーモニカ屋さんに行きました。

Logoholic Murmurs-tombo

(株)トンボ楽器製作所

トンボ楽器は日本で最初にハーモニカを作ったメーカーで、ロングセラーのハーモニカ「メジャーボーイ」は、長渕剛さんが愛用していることでも有名です。くりぃむしちゅーの上田さんが熊本ライブの観客席でキャッチしたハーモニカも、ロゴホリックがメキシコでテレビ出演して「巡恋歌」と「ろくなもんじゃねえ」を日本語で弾き語りした時(※)に使ったハーモニカも、全てこのメーカーのものなのです。

(※動画の公開予定はありません)



今日、わざわざこのお店まで行った理由は、2週間ほど前に某ライブ喫茶で弾き語りをした時に使っていたGのハーモニカの音が出なくなってしまったため、リードを買いに行ったのでした。

ちなみに「リード」というのは、ハーモニカに空気が通ることで振動して音が出るパーツのことで、こんな形をしています↓

Logoholic Murmurs-plate1

ハーモニカには、息を吸い込む時に上あごと舌を使ってビブラートをかけ、音を震わせる「ベンド」というワザがあるのですが、何度も使っていると特に「ラ」のリードに強い負荷がかかるようで、半音下がったように音が狂ってしまい、こうなるともう使えなくなってしまうのです。

普通の楽器屋さんでメジャーボーイを買うと3500円(税別)のところ、本社まで足を運んで交換用の金属プレートを直接売ってもらえば1500円(税込)と実にお得、あの頃はいっぱい通ったものです。

今回買ってきたリード↓

Logoholic Murmurs-plate2



20年近くぶりに行きました(笑)。

当時はリードも1セット500円、お店に入ると社長さんが直々にティッシュペーパーに包み、封筒に入れて渡してくれたという、いかにも駄菓子屋の町(日暮里)的でアットホームな感じでした。長渕さんとの知られざるエピソードをたくさん話してくれた、なんて懐かしい思い出もあります。

買い物を済ませたあと、久しぶりに来たのでショールームをゆっくり見学させてもらいたいと申し出たところ、若い男性の店員さんが快くショーケースの中の商品を説明してくれました。あの時の社長さんは今も健在とのこと、ちょっと嬉しくなりました。

さすがに店内の写真は勝手に撮れないので紹介できませんが、ハーモニカの吹き方や教則本的なビデオ、DVDなどもたくさん売ってます。



ロゴハウスに、こんなのありました↓

Logoholic Murmurs-casette1

なんとも時代を感じさせる、カセットテープです(笑)!

しかも「長淵」、字が間違ってるよ↓(レア?)

Logoholic Murmurs-casette2



ところでトンボ楽器ではメジャーボーイの他にも、ほぼ同じ規格の「リーオスカー」というハーモニカも販売しています。「ほぼ同じ」というより、私が見た限りでは「全く同じ」っぽいんだけど、リーオスカーは次の写真の右側のように複数のケースをジョイントさせることができるので、ロゴホリックはよく使っています。

(リーオスカーの販売代理店は島村楽器です)

Logoholic Murmurs-case

メジャーボーイも昔はジョイント式だったんだけどね(写真左上)。



すごーく懐かしい販促チラシが出てきたので紹介しておきます↓

ハーモニカホルダーの形状が現在とは違いますね(携帯待受画像にどうぞ)。

Logoholic Murmurs-bill1

「ナウい」という言葉が衝撃的です↓

Logoholic Murmurs-bill2

ついでにユイ音楽工房のファンクラブ入会案内も↓

Logoholic Murmurs-bill3

裏にはやっぱりトンボ楽器の広告が♪

Logoholic Murmurs-bill4



来月は都内の「A’s」というお店で弾き語りのライブに出演させてもらうことになったので、最近は1人で地元のカラオケ屋さんに通い、珍しくギターの練習をしています。