ニーアレプリカントver.1.22474487139…を全エンドクリア&トロコンしました!
2周目以降はマモノ(敵)の声が聞こえるヒロイン、カイネの視点で進むので
ボス戦ムービーで字幕が追加されるなど、マモノ達の背景がわかるようになります。
1周目では何を言っているかわからず、ただ倒すだけの対象だったマモノ達。
同じシーンでも何を言っているかわかるだけで全く違って見えてきます。
まるでこちらが悪者にすら見える事もありますが主人公が武器を収める事はありません。
こういった敵の背景を1周目ではなく敢えて2周目以降に見せるのが上手いなぁと思います。
1周目で敵を倒す爽快感を与えつつ、2周目以降でそれを罪悪感に変えていくのは見事。
そして物語は最終局面を迎え、周回を重ねた事で新たな展開となり
主人公は自らの存在と引き換えにカイネを救う事になりますが
救う選択をした後はメニュー画面が開き、
これまでの旅と数時間に渡る苦行で集めてきた何もかもが次々に消えていき・・・
最後にはデータが消えます。演出じゃありません。ガチで消えます。
自らが犠牲となって何かを救う展開のストーリーは数あれど、
ここまでやるゲームってそうそう無いのでは・・・
世界から存在が消され、最初からいない事になった主人公の事はもう誰も覚えていませんが
カイネはそれでも何かを感じ、物語は幕を閉じます・・・
PS3版はここで終わりですがリメイク版にはなんと結末がもう1つあります。
データはもう無いので最初から始め、ある程度進めていくとまた異なる分岐に。
カイネを操作して巨木の内部、世界の全てを記録する量子サーバーを進んでいきます。
この量子サーバーはシリーズの根幹にも関わってきます・・・
量子サーバーが作り出した管理人としての人格、『彼』と『彼女』に誘われ
カイネは奥に進んでいき、自らの記憶と戦う最中とうとう主人公の事を思い出します。
そして主人公を取り戻し、消えたはずのセーブデータが戻ってきました!
いや本当にどういう仕組みなんだろうこれ・・・
突如地上に咲いた巨大な花の中心にて、
カイネとエミールの元に主人公が戻ってきたシーンで物語は今度こそ本当に幕を閉じます。
この先の未来で人類が最終的に滅亡する事は確定しているんですが、それでも3人にとっては僅かながら救いのある結末だったと思います・・・
さて、ニーアリィンカーネーション、ニーアレプリカントと続けて結末を見てきたので
次はニーアオートマタをプレイしていきます!
ニーアレプリカント同様、既にストーリーは全部知ってますが・・・