by Ino
Date : 2016.05.04.


以前からピアノが「買いたい!買いたい!」といいながらもなかなか変えなかった。それを最近購入した。
技術の発展に沿え電子ピアノ(EP)もいいものが多いし宅配も早い時代になったおかげだ。
まず、最初ボックスから取り出すときの感想は…
「は?何か地味…(汗)」だった。
普通、安いシンセやほかの鍵盤楽器もいろいろなボタンやEQやなんか複雑そうで、専門的な外見なのに、この製品は本当にシンプルで地味なのだ。

全体的な外見はこうである。(机の整理ができず…残念)
安いものだから大きな期待はしない。ただ、楽器だから楽器らしく。
そう少しずつ触ってみた。

横からの写真。ボタンがゴムで安っぽくみえる。これがちょっと残念。
そして、捺染か、ブランドとモデルのプリンティングのところが少し黄色気味で古い気がする。(なぜだろう。)
まるで、日差に焼けたようだがそれ以外のボタンのプリンティングは普通に白いから、わざとやったのかな。
とりあえず、鍵盤のほかのところはシンプルですっきりしている。

 

Artesia PA-88H

正体不明の子供のときから遊んだ61keyのシンセ。


少し触った感想は以下のとおりである。

1.指答え(打鍵感)は思ったより「いいかも」と思った。カーツウェル(Kuzweil)のフォルテ(Forte)と比較できるほどだと思う。
   (フォルテのほうがすこし軽い指答えだと思うが、長く弾いてたらそれでもフォルテだね。)
   こうだとして、アコースティック・ピアノの指答えとはぜんぜん違う。とにかくEPはEP!!

  2.子どものとき遊んだ61キーの鍵盤(大人になってからわかったがシンセ。)を弾くときの一番の短所はキーが細くて小さいことだったが。
   大きさの差がだいたい同じかArtesiaのほうがすこし大きい。一番残念なところ。
  結構鍵の幅広いものがほしがったのではないが、(こうだとしてこの製品がスタンダードのサイズと差が感じられるほどでもないと思う。)フール・サイズのキーがほしかったのは仕方ないだろう。やはり、品は直接見て買わないとだめなのかと思った。
   ある人は広い領域の音が引けるから狭いほうがいいかもというけど、私はスタンダードのサイズがすきなんだ。ww

3.押すときの力に対するサウンドの変化も適用されているが、これはなんつうか、力が弱いとき音がびゅうと小さくなってしまう。
   これは練習で何とかするものだと思うが、個人的には指先にあまり力がないので…(泣)

4.EPの自体スピーカで聞くときはボリュームを上げてもよくわからないが、イヤフォンを使うとき高音の領域でノイズが生じる。
   ボリュームのことよりキーを強く弾くと生じるノイズだと思う。サウンド選びのピアノ1よりピアノ2のほうがもっと生じる感じだし。
   (ピアノ1はすこしぼんーとした感じで、ピアノ2はカランカランの感じ⁈)

5.ピアノ1ではC4のところのファ・フィ・ソの音で、ピアノ2ではC4のところのレ・リ・ミの音で「チン」とする音が後ろになっている。
   結構小さいから最初はわからなかったが、イヤフォンを使って演奏するときわかったし、上記のところで固定的に生じる。
   音の選びを変えるとなくなるから故障よりもともとそのように録音された気がする。

  6.サステインが音を握る力が弱い。これは自分で弾いてからわかるだろう。
   EPとアコースティック・ピアノの差かと思うが、音の豊かさが足りなくてちょっと残念。
   高級EPに「PIANO & string」のようなオプションがある理由がわかってくる。


レヴューにすると短所ばかり言っているが、以上のことのほかには全体的に満足する。
40万ウォン(4万円)のも140万ウォン(14万円)のもEPは大体同じだと思う。(むろん20万円30万円の高価のものは違うだろうけど。)

  総評:外見やデザインで節減した費用がキーや音に投資されている感じの製品。
     横に高価のブランド品を置いて比較しない以上、楽しく弾ける88キーのピアノあど思う。

*参考動画


*参考動画2