Editor : Ino
Date : 2015. 12. 20.
[書評] 金持ちには彼らの金に対する哲学がある。 <トップ0.1%の超富裕層だけが知っている お金の哲学>

トップ0.1%の超富裕層だけが知っている お金の哲学
掛越 直樹 著/ Kadokawa, 2014.7.29 / ISBN 9784046006189
*이서연(イ・ソヨン)氏の訳書を読んで作成されたレビューです。


経済に関する本やお金に関する本は興味深いジャンルである。図書館にいくたびに最初に探す本棚が経済やお金に関するいわば300代(韓国の図書分類番号)の本棚だ。最近は歴史や小説の本を何冊か読んだので、何だか久しぶりに金の本を読む気分だ。
最初に本のタイトルを見たとき「ファ-ストクラスに乘る人のシンプルな習慣/美月あきこ 著」と内容は似ていると思ったが、予想外に接近方法が違うというか、読んだ後の感動が違う種類のものだった。美月さんの本は著者がキャビンアテンダントの時期の経験を、今回の掛越さんの本はバンカーとしての経験から、互いに上級社会の人々を観察してそこから学んだ、もしくは学ぶべきものを語っているが、美月さんのほうは「習慣が真の金持ちを作り上げた」逆に言うと「一日になった金持ちは習慣が悪いかも」と言っている気持ちで読んだが、掛越さんのほうは「金持ちになったのは元の習慣もあるが金持ちだからこのような習慣が身につく」という金持ちとしての望ましい行動を書いている気分がした。




何よりお金持ちの金に対する哲学を学ぼうという趣旨だから、私がいくつのものが当てはまるか数えてみた。一応本では「普通の人」「小金持ち」「大金持ち」に分けているから比べやすい。

普通の人の習慣:8コ
小金持ちの習慣:4コ
大金持ちの習慣:17コ
あいまいな習慣:5コ

単に数で見ると大金持ちの習慣が私には確かに多い。しかし、私は普通の人。悲しい。(泣)
しかし、あいまいなことを含めほとんどは、私が実際に大金持ちになったら、そうやって生きていきたいといつも思っていること。例えば、普通の会社員は平日にショッピングなんかできない。しかし、大金持ちは平日にゆっくりとショッピングしながらものの価値を判断する。仕事で平日に百貨店などに行くたびに思うんだけど、私もそうゆっくりと自分のものを買いたいと思う。






結論は美月さんも掛越さんも一つ同じことを言っている。大金持ちは人のことを大切にするということだ。それだけは両方とも一致している。しかし、美月さんの本を読んだ鑑賞は私もこう頑張ってお金持ちになろうという気持ちになったが、掛越さんのこの本は「ああ、大金持ちはこうだった。」という記憶の思い出しなのが惜しい。
確かに、大金持ちにはその人々なりの金に対する哲学がある。」その観点を身につくための知識としてこの本はいいだろう。


*本書評は「글로 먹고 살기」の書評イベントとして本を受けて読んでから作成されました。