イルカはどうやって芸を覚えるのか

イルカのショーって見てて楽しいですよね。飛んだり、回ったり、水かけてきたりと終わった頃には服がびしょびしょになったりしてます。


そんな芸達者なイルカ達なんですが、最初は野生のイルカで何もわからない状態から調教してたりしてるようです。

でも言葉が通じないのにどうやって芸を身につけさせるのでしょうか。


テレビでイルカの調教方法について紹介されていました。（番組名は忘れてしまいましたヽ(;´Д｀)ﾉ）


1.まず野生の大人のイルカを捕まるところから始まります。最初の１ヶ月は餌だけをあげる


するとイルカ達はこう思うようです

→あれ、人間は餌をくれる。いいやつじゃね？


というふうに信頼してもらえるようになります。１ヶ月の間はただただ餌を上げ続けるようです


2.次の１ヶ月は餌をあげるときに笛を吹きながらあげる


→あれ、餌をもらう時に笛をふいたらもらえるよ。

イルカ達は「笛が鳴れば＝餌がもらえる」っというふうに考えるようになり、いつしか笛がなれば
自然と餌をもらいに集まるようになります。


3.次の１ヶ月はイルカがジャンプしたときに笛を吹いて餌をあげるようにする。これを繰り返します。注意するのは、ジャンプする時にしか笛をふかないようにすること

→ジャンプしてるときに笛がなった。じゃあジャンプしたら餌をもらえるんじゃね



4.最後は的を使います。ジャンプする際に的まで届かなければ餌をあげない。届いたら笛を吹いて餌を上げる。繰り返していき、徐々に的の高さを上げていきジャンプの距離を長くしていきます。

これを一年ほど訓練したらショーに出れるぐらいにまでなる




このように野生のイルカが芸を覚えるのは笛＝餌を覚えさせ、
芸をすれば餌を上げる仕組みをイルカにもわかるような仕組みを作ってるからでした