夕方職場のごみを出しに行く途中外に出てみると


こちらに向かって歩いてきたおじさんがいた


「○○ちゃんかね?」と私の名前を呼ぶそのおじさんに


うなづくと「Y子のお父さんだけどわかる?」と言われ


「え~っと・・・・・あ==!ごぶさたしてます!」と頭を下げた私



すっかり白髪になってしまって対面しても全く気づかなかったあせる


小学生の時に会って以来30年前の記憶をたどりつつ


懐かしく会話をしたのですが


よく考えてみると初めて話すんじゃないかな・・・

あの頃を振り返ってみると・・・


仲良し3人組でいつも何をするにも一緒に行動していた



Y子ちゃんは幼くご両親が離婚して祖父母に面倒みてもらっていた


その頃遊びに行くと時々おじさんが仕事から帰ってくる姿を目にした


小さいながらに私はY子との会話でご両親の(特に母親の)事は


聞いちゃいけない話しちゃいけないんだと避けてとおっていた




一度だけ学校の帰り道に女の人が立っていて


Y子のそばまできて話しかけてきたことがある



私ともう一人の友達はY子とその女の人を二人だけにして


先に歩いた


「きれいな人だよね、、お母さんなのかなぁ・・・・」と二人で話しながら


気持ちがすっきりしないまま帰った覚えがある



そのあともそのときのことは一切触れずに


Y子とは付き合ってきた




今でこそ離婚はめずらしくない光景だが


その頃子供だった私は


子供を置いて出て行く母親像にあるいは大人の勝手さに腹が立ち


大人なんかにはなりたくないと思った



それが時がたち年を重ねて


結婚して子供を持っていろんな事を乗り越えなきゃ


いけないときがあり実際にそうなってみると


そのときのおじさんたちの気持ちが


手に取るように理解できる



おじさんもY子が小さい頃は


祖父母に預けた状態でさぞさみしかったんだろうなぁ



娘が嫁ぎ子供たちに囲まれ何不自由なく幸せに暮らしている様子を


私に話すおじさんの表情を見るととても嬉しそうで


今だからいっぱい話せるのか~と思った



「その節は娘がお世話になって・・」と頭を下げられるおじさん


親になった私も何事もなかったかのように


たくさん子供たちの近況などを話すことが出来た



なによりも私に声をかけてくれたことがとても嬉しかった


気負いしないで肩の力を抜いて普通に話せてよかった