所持金430円の日の出来事。
ロジザード 営業部 の亀田です。
昨日 風邪ひきましたので、久々にブログ更新です!
先週 青山のとあるラーメン屋での出来事。
前日の飲み会でオケラになっていたことをすっかり忘れていつものように少し遅めの昼食を
取りにラーメン屋にはいりました。
以前勤務していた会社の近くだったので、久しぶりな場所。(といってもリニューアルで
別のラーメン屋になっていました。)
途中までつけ面をすすっていたところ、昨日の思い出がよみがえり、財布の中身が
気になりました。
「一応確認しとこう、でも 、 ま、 俺も38歳だしまさか金がないなんてことないよな、。。。」
とよく分からない自信で財布を除くと、 お札がいるべきロケーションには
誰もいないじゃありませんか。
確か 500円ダマはあったはず。 小銭の所在記憶力抜群の私の期待を裏切るかのように
小銭のロケーションにも わずか 430円しかありません。
ここにあったはずなのに、、。なんでないの、、。
ラーメンをすすりながら、途方にくれつつ対処を考えるべくめまぐるしく頭は回転しました。
・食い逃げ⇒ だめだめ人として絶対駄目ですよそれだけは、。NG。
・返品 ⇒ 半分残っているから 返します っていったら相当おこられるのでNG
・図書カード ⇒ 冗談ですよね、 ってこれも突っ込み返されそうなのでNG
・カード そうだ カードにしよう、 なんて便利なものがこの世の中にあったんだ、
カードをつくった人は誰か分かりませんが 財布の中のカードに感謝し、レジでお会計。
カードでお願いします! って 渾身の切り替えしに 店員さんから冷たく、
「うちカードだめなんですよぉ」
げっ、、、。 どうしよう。 そんな店あるんだ、、。
こんなピンチは結構久しぶり、テンパりました。。本当に、右も左も良く分からない。
自分が誰なのかも一瞬飛びましたね。
店員さんに 正直に 財布の中身を見せて
「すみません、今手持ちがないので、銀行にいってもいいですか」
もう、店員さんの其のときの顔、どうにもならない馬鹿な生徒を見つめるような目つきで
其の先生(店員さん)いわく
「ないですか、。。 730円がないですか、、。」
私は
「ないんです。 ないんですよ本当に。」
結構大きな声で答えてしまったので お店にいた皆さんの目線を一身に浴びつつ
私が見渡すと誰も 私と目を合わせようとしません。 なんだこの屈辱、。。
もうここまできたら、男気を見せるしかない!
「すべておいていきます。 免許証 名刺 携帯電話 すべて持っていてください。
必ず戻ってきますので。必ずです、約束します!」
状況が状況なら 走れメロスのようなものでしょう。
とありとあらゆるものをおいて 絶対逃げません という意気込みだけの
直球勝負。
「わかりました。 待っていますのでお願いします。」
其のときの店員さんはまさに天使のような後光が見えました。
それから走る走る 約束を守るため、 とにかく走る。
どうしてこの近辺には銀行もコンビにもないのか、、。
とにかく記憶をたどって一番近いコンビにへ駆け込んだら、。
新●● というよくききなれないコンビニにたどり着いた。
ところがないんですよ!これがまたATMが!
親指を立てながら そのF●●Kコンビニをでて、 とにかく遠くてもいい、確実なところへ、
とほぼ一駅分近く走り 7● というコンビニで なんとか現金を手にしました。
それからまた一駅分の距離を走り、ようやっと 約束の地へ。。
730円を 少し大目の 5000円札で払う瞬間がたまらない。
なんだか やりきったと 大事な約束を果たしたと、感無量。
教訓です。 やっぱりロケーション管理はやらないと駄目です、記憶は当てになりません。
亀田