なんでも酒屋カクヤス
2月21日(土) に株式会社カクヤスの副社長であり
オフィスデポ代表の細谷氏の講演がありました。
「なんでも酒屋カクヤス」
今回は立正大学経営学部総合特論 講義としての
東京中小企業家同友会の産学協同イベントでした。
同友会は経営者の会でロジザードはその会員です。
さて当日。300人は入るであろう講堂に学生が溢れていました。。
細谷氏はカクヤスのサービス戦略や企業理念について、
フランクな語り口で、時に学生に質問してみたり、アンケートを
してみたりと、楽しく・分かりやすく説明されていました。
「めざすは21世紀の三河屋サブちゃん」
素敵ですね。でも「あいつは客先で喋りすぎ!」でダメらしい。^ ^
また、学生達が「カクヤス」や、細谷氏の出身「アスクル」を殆ど知らず、
「毎日酒を飲む人」というアンケートに1人しか手を挙げなかった事に
ちょっぴり残念そうな様子でした。私も意外でびっくり。
今回の講義内容は
■流通業とは?流通業としてのカクヤスの特徴とは?
■酒類市場と業界の特徴
■カクヤスとは(概要、経営理念、サービスの特長と強み)
■私の入社の背景、当時の会社の課題とその具体的打開策
■将来の持続的成長
■学生の皆さんへメッセージ
というメニューで学生向きに簡単にしてはあるものの、時々細谷氏の
本音というか視点を垣間見る所もあり、大変興味深い内容でした。
後半の持続的成長については、アスクル成長期の経験から現在の
取り組みまで大変説得力のあるお話でした。
特にロジザード的に注目なのは「カクヤスの強み」の解説。
その① 独自の即配システム
1.受注
2.近隣店舗および在庫確認
3.時間枠の決定
4.対象店舗へ伝発
5.ピッキング
6.お届け
ここで細谷氏は「即配で重要なのはお届けではない。
大切なのは1~3である」と繰り返し仰っていました。
ここにカクヤスならではの改革があったのだろうと感じます。
元々は小さな酒屋で、保守的な環境だったとの事。
イベント終了後にこの辺を含めて山ほど質問してみました。
特に聞いてみたかったのは・・・
「なぜオーナー社長ではなくプロの経営者の道を選んだのか?」
でも。
「簡単には説明出来ないから今度会ったときにね。」
と、ニッコリ。多分そんな日はこないと思いますが・・・
フェイスブックでお友達になれたので、いつか機会が
ありましたら教えて頂こうと思います!
PRよしだ